味わい |
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香り |
ワイン名 | Lando de Arúspide Tinto |
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生産地 | Spain > Inland Region > Castilla y León |
生産者 | |
品種 | Tempranillo (テンプラニーリョ), Syrah (シラー) |
スタイル | Red Wine |
2016/04/18
価格:1,728円(ボトル / ショップ)
ボデガス・アルスピデは自然派栽培によるワイン造りを志すチームによって、1999年に改めてスタートしたボデガです。 アルスピデとは、現地の方言で「魔法」を意味します。 ボデガ(醸造所)の母体となっているのは1905年から続く歴史ある建物で、部分的に改修して使用しています。 改修にあたっても、当時の建築様式やバルデペニャスの文化といったものは大切に残し、ワイン造りの部分に関しては、思い切ってモダンな高品質のものを導入しました。 そのため、外観のクラシカルな様子に反して、醸造所は非常に洗練された、ラボ(研究室)を思わせる機能的なものになっています。 彼らの自慢は、何と言っても1905年に造られた地下10メートルにある熟成庫。 暑さの厳しいラ・マンチャでも、この地下10メートルはひんやりとした空気と湿度を保ち、ワインの熟成に大きな役割を果たしています。 アルスピデが所有する畑は110ヘクタール、管理している畑が60ヘクタール、計170ヘクタールのぶどう畑はオーガニック栽培が行われています。(認証も取得済) 収穫は手摘み、畑でブドウの実を選果し、健全な実だけ用いてワインを作ります。 ワインの醸造においても、自然派の手法を守ります。 アルスピデの醸造家は、スペインベストワインメーカーの栄冠に輝いたこともある、フェデリコ・ルセンド・ディアス氏。 彼は地元の伝統的な手法と現代の醸造法をうまく使いわけてワインを作ります。 地元で伝統的な醸造法:昔はワイン造りが自然のままになされていたため、醗酵の過程で発生する炭酸ガスがそのまま桶に溜まって(炭酸ガスは空気より重いので)ちょうどフタのような役割をし、酸化を防ぎながら香りや味わいを引き出す方法で行っていたそうです。 この方法は、ちょうどフランスでは「マセラシオン・カルボニック」として、現代では、香りや味わいのキャラクターがよく出た、飲みやすくて美味しいワインを作るためよく使用されている醸造法の一つです。 低アルコールワイン。 甘いチェリーの香り。 みんなでごくごく飲む用。
2015/07/05