1977年、ジュゼッペとリディア・リヴェッティによってピエモンテ州に設立されたワイナリー。その土地の伝統に近づき、その土地に根付いた品種で、出来る限りテロワールを表現したワイン造りを目指している。1978年よりモスカートの生産開始。1989年、初めて造った混醸ワインの「ピン」はネッビオーロとバルベーラのブレンドで当時は革命的なワインであった。2001年、トスカーナに畑を購入し、畑のある場所の名前から「カサノーヴァ」という名前でリリースしている。 「ワイン造りの90%は畑での仕事にあり、ワインは造り手ではなく、あくまでもブドウの栽培された土地を表現するもの」という哲学の下、土着品種にこだわりワイン造りを続けている。ラベル描かれているサイは、一度決意したら、迷うことなく走り続ける動物と言われていることから、優れたワインを造り続けるラ・スピネッタ社の姿勢を表すシンボルとして採用された。