La Baronne Le Grenache Gris de Jean
ラ・バロンヌ ル・グルナッシュ・グリ・ド・ジャン

『No.498 トローンとしているね』 火曜日。そろそろ暑さが顔を出してきている。ということは、食べ物の痛みが早くなってくるということ。できるだけものを腐らせないようにしなくちゃね...ってことで。 そんな今夜の夕飯は... ・ビスクスープのスパゲティ ・大根と新じゃがとベーコンの煮物 ・小松菜としめじのおひたし そして今夜はフランスのシャトー・ラ・バロンヌのグルナッシュ・グリ・ド・ジャン2010年をお供に。グルナッシュ・グリ100%の一本。さてさてどうなお味なのか楽しみだなぁ。 そんなこんなでまずグラスに注ぐと...おぉオレンジかぁ...けしからんなぁ...嘘、楽しみ！それでは香りの方を...ふゎ〜っと甘い香りが広がってくる。桃？梨？そして一口...あぁ、甘い香りに反して少しドライな味わい。後味のほろ苦さがまた良い。液体はトローンとしてるのに、このドライな味わい。不思議だけどなんだかとりこになる感じ。 液体のトロッとした感じが、五臓六腑にじゅんわり染み入る感を感じさせる。個性的ではあるけれど、わりかし親しみやすさも感じたりするわけで。 液体のトロッと感が、今日のビスクスープのスパゲティと思いのほか相性の良さを感じさせる。この感じは刺身やカルパッチョよりは、ムニエルとかクリームソースを使ったシーフードやホワイトミートに合うんじゃないかな。あ、今日の煮物にもバッチリの相性だった。ベーコンの味が染みた煮物にこのワインをグビッと。幸せなメビウス感。 シャトー・ラ・バロンヌは赤しか飲んだことなかったのだけど、白も十分飲み応えあり。そしてしっかりチャーミング！ ごちそうさまでした♬

独特の雰囲気。好き嫌いは別れるはず

夜祭りだった為にプラスチックのコップで。 ちょっと変わったフランスの白で、熟成感を感じさせる色、ほんのり微発泡。古樹を使っている為か、ミネラル感が物凄かったです。 胃が疲れていたせいか、ちょっと重く感じてしまいました笑