López de Haro Blanco Barrica
ロペス・デ・アロ ブランコ バリーカ

イカの塩辛にもよく合う、とっても華やかな香りでコク深くほの苦味ある白

2020 アシエンダ・ロペス・デ・アロ　ブランコ　リオハ/スペイン 水曜日のワイン。 ブロックベーコンとキャベツのスープ、豚ロース肉のトマトソース煮込み、鰊の菜の花漬けという晩ごはんに合わせて、ヴィウラ100%による、リオハの白ワインを飲んでいます。 外観は、クリアで光沢のある、やや淡い麦わら色。 白い花、オレガノやアップルミントのようなフレッシュハーブ、青リンゴや洋梨、穏やかな柑橘を思わせる果実香。 少しラムネっぽさがあって、イキイキとした活気のある香りですね♪ 口に含むと、さらに高まるラムネ感(笑) 爽やかな果実の旨みと程よい厚み、上品な苦みや塩味もあって、フレッシュさを感じさせつつ、予想外に複雑な味わい。 クリアでキラキラ⭐︎ とてもエレガントなイメージです。 魚系の惣菜にも、もちろん合いますが、パスタソースを転用した、豚のトマト煮との相性が特に良いですね♪ いかにも「肉食民族の白ワイン」といった趣きです。 このワインに合わせて聴いていたのは、オルケストラ・ウォズ（Orquestra Was）の1stアルバム、『フォーエヴァーズ・ア・ロング・ロング・タイム（Forever's A Long, Long Time）』（1997年）。 このアルバムは、ウォズ（ノット・ウォズ）のドン・ウォズによるプロジェクト、オルケストラ・ウォズの第一弾…というか、最初で最後のアルバムです。 ジャンル的には、ジャズやR&B、ソウルにファンク、ラテンにカントリーといった、アメリカの音楽をスパッと切り取ったようなミクスチャで、アルバム全体が、ドン・ウォズの故郷でもあるデトロイトへのオマージュになっています。 ハービー・ハンコックのピアノ、テレンス・ブランチャードのトランペット、シーラEのパーカッション、スウィート・ピー・アトキンソンのヴォーカルなど、参加ミュージシャンの顔ぶれも豪華です。 四半世紀前のリリースですが、古さを感じさせないのではなく、時代を超越した「現代の古典」と呼びたくなるような、極めて完成度の高い音楽性。 すべてのトラックがスタンダードとなり得る逸品揃いです。 このクォリティの高さは尋常ではないと、聴くたびに思っていましたが、それもそのはずで、このドン・ウォズは2012年に、ジャズの名門レーベル、ブルーノート・レコードの社長に就任してヒット作を連発、10年以上に亘ってトップの座にあり続けています。 さて、この傑作アルバムとリオハの白ワインの相性ですが、実にスムーズでかみ合っている印象です。 要素的には、何も共通項がないんですけどね…と思いながらバックラベルを見たら、インポーターさんの社名が「オーケストラ」。 なるほどねえ、と感じ入った次第です(苦笑)

余韻に樽のニュアンスが感じられるものの全体的にはそう押しつけがましくない。まだ若いイメージで、本領発揮ではなさそう。

伊勢佐木町 Bihotza ２つ頼んだ白ワインのうちしっかりしたほう

ボデガ クラシカは、現代の消費者の嗜好を反映し、特に樽で熟成させた、すばらしい赤ワインの醸造にフォーカスした Vintae Luxury Wine Specialistsのワイナリーです。 スペインの「クラシック ワイン」を新しい形で再生しようとしており、シンプルで且つエレガントな表現力のあるワイン造りを 哲学としています。 ワインそのものから、ボトルのプレゼンテーションにまで拘り、伝統とモダンの融合を目指しています。 バナナの香り。 辛口。 酸味は少なめ。

ビウラ100% 好き嫌い分かれると思いますが私は好きでした♪