味わい |
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香り |
ワイン名 | Kujuwinery Delaware Gemini 2023 |
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生産地 | Japan > Oita |
生産者 | |
品種 | Delaware (デラウェア) |
スタイル | White Wine |
2025/06/01
デラウェア ジェミニ 2023 久住ワイナリー 双子座の片方。 外観はクリアで輝きのあるグリーンがかったレモンイエローで粘度は中等度。 香りはトロピカルなとろみを感じる甘みの中に、柑橘みのあるシャープな酸とミネラル感。裏ラベルではみかんと書いてあるが…最近みかんを食べてなさ過ぎで判らないのでグレープフルーツにしておく。花は白く中〜大ぶりで主張のあるもの…語彙がないので出てこないが百合っぽい中に甘みがありカサブランカとか? 口当たりは生き生きとしてシャープ、充実した酸味が主体的で甘みはソフト、苦味はアフターに寄り添い、長め。 こちらがポリュデウケースかな…。ウィキペディア曰く、カストールとポリュデウケースの兄弟愛に関してほかの誰にもまさっており、兄弟のどちらが上であるかについてもその他の何事についても争うことがなかった。そしてこの絆に感心したゼウスによってふたご座の星々とされたという。 優劣はないが、ミネラルと酸の骨格の強さをダイレクトに感じるという点では、不死身の肉体という天佑を持つポリュデウケースに。
2025/05/05
(2023)
久住ワイナリーのメーカーズディナー。3本目はGeminiデラウェア2023。 キュヴェ名の解説になりますが、Catwalkが自社葡萄を使った最上級ライン、黄道12宮シリーズが買い葡萄を使用した上級ライン、特に名前のないものはエントリーラインとなります。 山形県のデラウェアを使用。(デラウェアは山形県が日本最大産地) JAから購入すると様々な農家の葡萄が届くのですが、その中に他のものとは明らかに異なる、立派に完熟した葡萄があったとのこと。容器には農家の名前が書かれており、その籠には「孫衛門」と書いてありました。以降、まごえもんさんから直接葡萄を購入しているそうです。 ちなみにまごえもんさんとお会いしたことはなく、人名なのかも不明とのこと。 デラウェアは品種由来の香りがかなり主張するイメージですが、こちらはデラウェアであることを感じさせない秀逸なワインでした。 以下、説明文より。 契約農家さんの完熟種ありデラウェアを使用。デラウェア独特のオレンジフレーバーを軸に桃やバナナなどのトロピカルなフルーツがミックスされたキラキラと輝きのある印象があり、果実感、ボディ、酸、甘みなどのバランスが調和した白ワインです。