Konpira Maru Goose White 2021
コンピラ・マル グース ホワイト

2021 コンピラ・マル・ワインズ　グース・ホワイト　ウィットランド　ヴィクトリア/オーストラリア（330ml） 月曜日のワイン。 遅く帰宅した娘氏の晩ごはんに合わせて開けたワインのご相伴に与りました。 1ヶ月ほど前に行った東御市のテニス合宿の際、宿の近くのチーズ屋さんで購入したワインです。 一見、シードルとかクラフトビールみたいな名前とパッケージですが、中身は、驚くほど重厚で素晴らしいオレンジワインです。 品種は、リースリング50%、シャルドネ40%、アルネイス10% というオーストラリアならではのオモロい構成。 「3割引」のシールを剥がして王冠をシュポーンッ！と抜き、ワインをグラスに注ぎます。 外観は、厚みというか、トロみがハッキリわかる、微粒子感のある、やや濃いめの小麦色。 もしかしたら？と、少し構えていた「発泡性」はまったくありません。 赤や黒のトーンも入っていて、オレンジワインっぽい印象です。 ちなみに、今回はラディコングラスを使用しましたが、このワインには実にピッタリでした。 グラスからは、穏やかな柑橘と熟した白桃や洋梨に似た果実系の香り。 白いスパイスやチョークのニュアンスもありますね♪ 口に含むと、柔らかく優しい口あたりで、見た目で感じた分厚い質感と、ものすごくハッキリとした塩味！ 穏やかな酸とかなり主張する渋みがマセラシオンを経たワインであることを印象付けます。 旨みの純度と濃度、強度が素晴らしく、とても飲みごたえがありますね♡ とても美味しいです‼︎ 娘氏と2人で330mlですから、あっという間に飲み終わってしまうわけですが、ひと口飲む度に、そのことを考えざるを得ず、寂しい気持ちがこみ上がってきます…フルボトルがあれば良いのに(苦笑) 素晴らしいワインですが、それ故に、飲むと必ず悲しく残念な気持ちになる…そんなワインです。 ワイナリーの説明は、以下のインポーター情報をご覧ください。 　　　　　　　※　　　※ サム（Sam Cook）とアラスター（Alastar Reed ）の二人で立ち上げたワイナリー。2014年からオーストラリア・クイーンズランド州のサウス・バーネット、グラニットベルトでワイン作りを開始。2016年からヴィクトリア州のウィットランドに自社畑を手に入れて、「minimal intervention and maximum care（極力手を加えず、丁寧に）」をコンセプトに個性的なワインを目指す！ワイナリー名の「Konpira Maru Wines」　は、TBSのスポーツ特番「SASUKE」の完全制覇者、長野誠氏（本業が漁師で「第50金比羅丸」の船長)の他の選手とは異なるトレーニング方法やチャレンジスピリットに感銘を受け、長野氏の船名「金比羅丸」をワイナリー名に。 
このワインシリーズは、「グース」という名前を持つ不運な事故で映画界を去った3人の脇役俳優に捧げるワイン。そして、がんばっているが報われない全ての人々にもこのワインを捧げます。 ヴィクトリア州キングヴァレーのマーケルヴィンヤード（Merkel Vineyard）のリースリングを50％、ヴィクトリア州キング・ヴァレーのウィットランズ、エミネンス・ヴィンヤード（Eminence Vineyard）のシャルドネを40%、ヴィクトリア州キング・ヴァレーのカヴィチォロ・ヴィンヤード（Cavichiollo Vineyard）のアルネイスを10%使用した白ワイン。収穫後、軽く破砕して除梗し、冷蔵室で冷却。その後、自然発酵させるために新鮮な空気に触れさせ、1日2回のプランジング（櫂入れ）を行いながら、さらに2週間のマセラシオン。発酵が終了した3週間後、強くゆっくりプレス。ステンレスタンクに移し、マロラクティック発酵（MLF）を行い、酸を和らげ、より質感を与える。最後に澱引きを行い、無清澄、無濾過でボトリング。王冠キャップ。330mlサイズのおひとりさま向けワイン。 パイナップルとライムのアロマがクリーミーな口当たりとチョークのようなタンニンと絡み合う。サクサクとした食感、シャープでピリッとした辛さ。塩味。トルピカルな酸の好きな人のための1本。(インポーター資料より)