味わい |
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香り |
ワイン名 | Judith Beck Muskat Bambule 2018 |
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生産地 | Austria |
生産者 | |
品種 | Muscat Ottonel (ミュスカ・オットネル) |
スタイル | White Wine |
2021/11/16
(2018)
『No.784 なんて妖艶なんでしょう』 昨日の話。 終業一時間前に、ミーティングが始まった。こんな時間からかぁ…なんて思っていたが、社長がなんか途中から妙にエキサイトしだしちゃって、終業時間を過ぎても、話が止まらない。う~ん、中身がある話ならまだ付き合うけど、中身が薄い雑談チックな話になっちゃうと、あんまお付き合いしたくないんだよねぇ。 保育園に娘を迎えに行きたいんだよなぁ。 結局なんだかんだで、延長保育終了ぎりぎりにお迎え。ごめんね娘よ。 そんなこの日の夕飯のメニューは… ・牛トマ ・野菜のグリル(ジャガイモ・ピーマン・原木シイタケ) ・アボカドとトマトとモッツアレラのサラダ それに白ご飯といった具合。本当は久々に僕が作るはずだったのだが、急遽妻が作ってくれた。ありがとね。そしてこの夜は、オーストリアのユーディド・ベックのミュスカ・バンブル2018年をお供に。初めて飲むユーディド・ベック。ミュスカ・オットネル100%の一本。牛肉料理ではあるけれど、あまり重さがないから、まぁ合うんじゃないかなと勝手に思ったり。 抜栓し、グラスに注ぐ。フワッとライチや桃のような甘い果実の香りが感じられた。そして一口…あぁ、とてもボリューミーというか、厚みのある味わいだなぁ。 少し粘性のある液体を口に含み、まず初めに感じるのは豊かな果実味。白桃やライチ、ほんの少しのメロン。ほの甘さのある果実味の後に来るのは、うっすらとしたハーブやスパイスのニュアンスとキリっとした気持ちの良い酸味とほろ苦さ。全体的な味わいは厚みのあるリッチな味わい。 サワークリームを合わせた牛トマに実に合うなぁ。ほの甘さと酸味、脂を落とした牛肉の旨味とアフターのほろ苦さが実に良く合う。そして野菜類のおかずともとても仲良しなようで、僕は嬉しい。 トロっとしたアボカド、酸味の効いたトマト、苦みとほの甘さの配分が絶妙なピーマン、いかなる味わいにも、スッと寄り添うように合わせてくれる、そんな嬉しい一本。そして時間が経過し、温度が少しづつ上がってくると、豊かな果実味がさらに妖艶な雰囲気にいざなってくれるのがなんだか嬉しい誤算。 なんだかんだで美味しくいただけて満足満足。ごちそうさまでした。