味わい |
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香り |
ワイン名 | Juana Larrea Cabernet Sauvignon |
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生産地 | Argentina > Cuyo > Mendoza |
生産者 | |
品種 | Cabernet Sauvignon (カベルネ・ソーヴィニヨン) |
スタイル | Red Wine |
2023/08/24
(2021)
ロピアの輸入ワイン。アルゼンチンのカベルネSで、約1400円。珍しく、48年の古樹で6ヶ月オーク樽で熟成と表記がある。 外観は、注ぎ口には青紫の印象があるが、とても黒みが強く赤紫の印象は輪郭に出る程度の、かなり濃く深いガーネット。グラス底は全く見えず、輪郭が僅かに赤みを帯びる濃さ。液面は輝きがあり、よく反射する印象。脚は輪郭が太めにしっかり出て、面でゆっくり垂れる、粘度高めの液質で14.8%とかなりの度数。 香りはかなり湿度のあるもったりとした印象。香り自体は閉じているが、よく熟れたブラックベリー。甘やかなチェリー感も。また、スッとするアルコール香の中にレモングラスの清涼感もしっかり。ムワッとしたアルコール香は強めながら、良く味わいに馴染んでおりツンとした感じが無く、とてもまろみのある印象。 アタックは意外な程にスムース。語弊を恐れず言えば、体温に近いスポーツドリンク的に浸透してくる感じ。常温な事を加味しても、液に暖かい温度を感じる。スムースな飲み口の後に、喉にガツンと来るが尖りが無い、強いがまろみのある渋味と酸味が中短程度に伸びる。 甘味はスイートではないが、甘やかで熟れた感じがしっかり。甘くないがジャムのような凝縮感があり、飲み応えがある。 渋味は、苦味が一応主体的。タンニン感はあまり無くパサつく感じではないが、収斂感は口蓋をキュッとさせる程度はある。ニュアンス的には生焼けの生木で、苦味はありつつ水分のあるような。ただ、まろみがあるので嫌味ではない。 酸味は意外ととても伸びやか。尖まった感じは全く無く、よく熟れた白や黄色のグレープルーツ的な酸。ただ余韻は短い。主体のまろやかな苦味を支える感じ。 全体的にアルゼンチンの濃くて良く熟れた濃いカベルネSの印象を体現している、良質なワイン。もったりとした湿度のある香りや味わいは、濃厚で飲み応えがあり、価格の約1400円を加味してかなりコスパが良い。度数14.8%ながら、ツンと尖りが無く、まろやかながらドッシリしているので飲み応え抜群。2000円以下の安価ワインとしては、かなりオススメ出来る高品質なワイン。
2020/10/09
(2018)
アルゼンチンのマルベック。濃く、アルコールも高め。タンニンもけっこう力強い。南米です。
2023/12/03
2023/09/04
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