Hirsch Vineyards West Ridge Pinot Noir
ハーシュ・ヴィンヤーズ ウェスト・リッジ ピノ・ノワール

番外編その2。こちらはブラインドで出されてこれまでの流れと圧倒的な香りの良さからフーリエと答えましたが，なんとアメリカのピノ ハーシュビンヤードとのこと、要チェックです、素晴らしい。

冷涼感があり、酸が明瞭でバランスがいい。 非常に良く香る。酸味のあるプラムに全貌由来の少し茎っぽい香りと風味。若いけどタンニンは滑らか。高地と気候の影響が、飲み口にちゃんと出ている。 しかし裏ラベル、320ケース生産って、どんだけ少ないんだ。「銀細工のようなストラクチャー」はまだしも、「暗い魔性の女のキャラクター」に至っては、プラスかマイナスか分からない説明書きだな。米国で80ドル。

お気に入りのABCに似ているとのことで購入したカリピノだったが…、出鼻をくじかれ、香りから残念な結果に。腐葉土か堆肥、プラス面を探すため一生懸命奥の奥まで嗅ぎ取ってみたものの、それでも海苔。 こう言っては失礼かもしれないが、香りのみならず、色も味も旬をとっくに過ぎた何かのよう。妻と私の2人しかいないが、満場一致でこの決議。価格はそこそこだったため、残念過ぎる。 ということで、ほぼ手を付けず、口直しを求め、我が家初、1日で3本目に突入。万が一、明日開花、あるいは若返ったら驚きだが、まぁないわな。

まずは還元臭、そして木樽の香り 旬を取り逃がしてしまったか？といった印象。 残念

ブドウ本来の魅力を引き出す自然な造り。 明るい色合い。冒頭、ベリーや薔薇などの甘い香り。やや濃いめの味わいかと思ったら、中盤からぐっと引き締まり、ミネラルや酸がキリッと立ってくる。良くできたサヴィニーのよう。 いくつもの名ワイナリーにブドウを供給する畑の名人。自家醸造は穏やかな味わいだった。165ケース。ブルゴーニュ以外も認める視野が広くて知的な方にオススメ。 黒毛和牛のフィレには、ちと力不足だった。

オーボンクリマに似てとても香りが良く、口に含んだ瞬間の心地良さがたまらなく良かった。