Hirsch Gaisberg Riesling
ヒルシュ ガイスベルク リースリング

『No.797 ポテンシャル高っ！って言いたいだけ』 昨日の話。 仕事を終え、帰りがけのコンビニでコーヒーを買っているときに、ふとホットスナックコーナーのフライドポテトが目についた。メインってわけではないけど、夕飯のサイドにでもなるかな…と購入。 そして帰宅すると、妻が野菜のグリルを作っていた。あ、もしかしてジャガイモ入ってたかな…と、妻に確認すると、入ってるよ…との答えが。 あらら、ジャガイモかぶっちゃったね。まぁいいか、我が家みんなジャガイモ好きだから。 そんなこの日の夕飯のメニューは… ・ジャガイモと手羽元のグリル ・フライドポテト(コンビニの) そしてこの日は、オーストリアのヒルシュのリースリング・ガイズベルク2010年をお供に。久々のヒルシュのワイン。本当ならグリューナー・ヴェルトリーナーを飲みたかったのだけど、セラーに入ってたのがリースリングだけだったので。まぁリースリング好きだからいいのだけどね。 スクリューキャップを開け、グラスに注ぐ。鮮やかでクリアな液体。ここ最近オレンジやら濁り物やらと変化球ばかり見てきたような気がするので、ちょっとばかり新鮮。香りは華やかでアロマティックという感じではなく、少し控えめというか閉じ気味…かな。控えめではあるけれど、果実の香りのようなものと、ちょっとぺトロールなニュアンス。あんまし強くないからいいけれど。 そして一口…おっ、少しキュッとくる酸味…少し強めなのかな。まだ液体も固めで閉じ気味のような。少しよそよそしい感じ。でもどことなく感じるリンゴやパインのような果実味が決してよそよそしいだけじゃない何かを感じる。 今日のグリルやフライドポテトには当然のように合う。コリコリっとしたミネラリーな飲み口もあってスイスイ進む。リースリングとジャガイモ料理ってのは実に合うなぁと思う…あくまで主観ではあるが。 そして、しばらくすると感じる蜂蜜のような甘味。でもさりげなく。ここからが真骨頂といわんばかりの旨味全開さ具合！すごい！美味い！急にどうしたの？ いやはや、このポテンシャルに脱帽！美味しかった！ごちそうさまでした！

土壌ワインの集い 片麻岩