Hervé Villemade Cour Cheverny Les Acacias
エルヴェ・ヴィルマード クール・シュヴェルニー レ・ザカシア

les souchettes

エルヴェ・ヴィルマードのクール・シェヴェルニー・ブラン・レ・ザカシア AOCクール・シュヴェルニーはロモランタン種100%で造られる白ワイン。ロモランタンはかつてはロワールで広く栽培されていましたが、現在はシュヴェルニー地区でのみ栽培されているという希少な品種。シャルドネの兄弟種であることがDNA鑑定で判明しています。 やや光沢のあるゴールド。ライチ、杉、木工ボンド、金木犀。 香りにも味わいにも酸化のニュアンスがあり、ワインの方向性は先日飲んだラ・ボディスと同じ。舌が引き締まるような酸味で、ややアリゴテを思わせる味わい。ロモランタン、なかなか独特な味わいで個性はありますが、覇権を取れるような品種ではないことが充分このワインから分かります。あとアルコール度数15℃なので、いつもの調子で飲んだら翌日頭痛に苦しみました。 ショコラティエ・エリカのトリュフ。行列に並んで買いましたが、並んでる男は私だけでした笑

ロワール・トゥーレーヌのAOCクールジュヴェルニーのロモランタン単一の珍しいワイン。 シャルドネのトロみがかったよう蜜っぽいニュアンスに、ソーヴィニョンブランのキレのある酸がプラスされたような味わい。

香りはやや酸化的且つしっかりとしたオークのニュアンス。 味わいは柔らかくバランスが取れている。ミネラル感や樽由来の複雑味、そしてブドウのポテンシャルを強く感じる。 やや熟成感のあるCour- Chevernyということで非常に興味深かった。派手さは無いが満足度の高い1本。今後とも注目していきたい生産者である。

酒液非常濃郁