Glenelly Lady May 2014
グレネリー レディ・メイ
味わい |
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香り |
基本情報
ワイン名 | Glenelly Lady May 2014 |
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生産地 | South Africa > Western Cape > Coastal Region > Stellenbosch |
生産者 | |
品種 | Cabernet Sauvignon (カベルネ・ソーヴィニヨン), Merlot (メルロ), Cabernet Franc (カベルネ・フラン), Petit Verdot (プティ・ヴェルド) |
スタイル | Red Wine |
口コミ3件
2022/08/14
(2014)
元ピションラランドのメイ女史が南アフリカに新設したワイナリー、グレネリー。グレネリーはリザーブレッドは何度か買ってて、2000円台なのにとても美味しいコスパボルドーブレンドで、それはその上級キュヴェでフラッグシップ的な赤。なのでカベルネ主体のボルドーブレンド。開栓して注いで…おおいい香り、ただまだ含み香がガチガチに閉じてるのでしばらく放置。2〜3時間くらいして開いてきたかな?黒果実、リコリス、アニス、杉、ミント、樽。あとボルドーの高いやつにある花や香水のような芳香。タンニンはややザラザラしてるけど、酸味もしっかりでエレガントに。さすがに美味いなあ。リザーブレッドもボルドー5000円〜の印象だけど、これは1万円台〜左岸の格付けという感じ。ピションラランドは飲んだことないけど。これが4000円ちょいなのはお値打ちもいいとこ。翌年のヴィンテージから値段上がるけど、気になるなあ
2022/04/22
昨年に続きレディ・メイをいただきました。 ひねりがないのかもしれませんが、安定して味わいを求めてしまいます。 ダークガーネットの外観。 香りはやや閉じている。 プラムの果皮の厚さ。ブルーベリージャム、土のついた干草。こんがり焼いたトースト、胡椒、少しのレザー。 明るく朗らかな果実の味わい。 伸びやかで中庸な酸味。ザラつきのあるテクスチャだが、凝縮感、深みがあり、アフターにかけて甘露さとストレートに伸びる酸。 時間の経過で香りが少し開き、甘草やベジタブル香が顔をだす。 良きカベルネの風味。 満足でございます。
2022/02/03
(2014)
価格:3,000円 ~ 4,999円(ボトル / ショップ)
2014 グレネリー レディ・メイ ステレンボッシュ ウェスタン・ケープ/南アフリカ 水曜日のワイン。 本日、2月2日は「南アフリカワインの日」だそうです! 全然ノーマークでしたが、Twitterのタイムラインに流れているのを見たら、参加しないではいられなくなりました。 わが家に在庫していた唯一の南アワインがこちら。 ステレンボッシュのボルドーブレンドの赤ワインです。 生産者のグレネリーは、メドックのシャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランドの元オーナー、マダム・メイ・エレーヌ・ドゥ・ランクザンが現在所有するワイナリー。 ワイン名の「レディ・メイ」とは、もちろんランクザン氏のことですね♪ カベルネ・ソーヴィニヨン74%、メルロ12%、カベルネ・フラン10%、プティ・ヴェルド4%という品種構成の通り、とても左岸的な味わい。 繊細でエレガントだった、かつてのピション・ラランドを彷彿とさせるクラシックなボルドーの雰囲気があります。 キャップシールのゴールドがピション・ラランドそっくりで、大ファンだった私の心に刺さります(笑) なかなかの質の、全長50mmの天然コルクを抜き、ワインをアンピトワイヤーブルのNo.1という、若い赤ワイン用のグラスに注ぎます。 外観は、艶のある濃いガーネット。 色合いの濃さの割には透明感が強く、輝度がとても高くてピカピカしているようです。 カシス系の黒果実とプルーンエキス、黒鉛筆のようなシダーの香りが支配的、クローヴのような甘やかで黒っぽいスパイスのトッピング…典型的なボルドー、いやメドックの香り。 口に含むと、がっしりした構造のボディにしなやかでエレガントな果実味とキメの細かいなめらかな渋みが載ったメドック的な味わい。 若々しくとても良いバランスで、飲みごたえがあります! さすがはグレネリーのフラッグシップ・ワイン、素晴らしい出来栄えだと思います。 ただ、記憶の中のピション・ラランドとは、まだちょっと隔たりがあるかな? というのが正直なところ。 「感心」から「感動」レベルへの、ブレークスルーが必要な気がします。 それが洗練の度合いなのか、もう一段の力強さなのか、南アフリカらしい個性なのか…私にはよくわかりませんが、何かラストピースが欠けているような印象を受けました。 晩ごはんを食べ終わってから飲み始めたので、お供は最近お気に入りのトリュフ風味のピスタチオを合わせてみました。 軽いスナックですが、コクのあるボルドータイプに負けない存在感で、なかなか良く合います。 音楽は、アフリカ繋がりで、セネガル出身2人、ギニア出身1人、西アフリカの伝統楽器コラ(リュート型撥弦楽器)にピアノ、パーカッションというトリオ編成のコラ・ジャズ・トリオを合わせてみました。 2010年発表の『コラ・ジャズ・トリオ パート3(KORA JAZZ TRIO / PART Ⅲ )』。 軽快なアフロ・ビートにラテンのリズムが融合した、踊り出したくなるような楽しいメロディ。ジャズの範疇を軽やかに超えた、カテゴライズ不能のオリジナリティを感じる音楽です。 こういう「越境性」をレディ・メイに求めるのはお門違いも甚しいですが、わたしがワインに不足と感じたものが、この演奏の中にあったのは確かなこと。 まあ、こんなワインと音楽のペアリングも、あって良いんじゃないかな?と思います(笑) 【2日目】 全体に凸凹がハッキリしたメリハリのある味わいになってきました。香りにはヨード感?ピートのようなスモーキーさが出て、面白い個性を発揮しています。とても美味しいです♡