Fratelli Alessandria Barolo del Comune di Verduno
フラテッリ・アレッサンドリア バローロ・デル・コムーネ・ディ・ヴェルドゥーノ

2018 バローロ

ヴィンテージチャート上は平凡なヴィンテージである2017年。 赤果実系の味でミディアムボディながらやや強めのタンニンが感じられる。 また綺麗な酸味があるため、ワインベースのビーフシチューと飲んだが相性が良い。

最後にバローロを。 鮮やかなルビー色ですが、エッジに僅かに褪色が見えます。 ラズベリーやチェリーなどの軽やかな印象とともにドライフラワーのような華やかさ。そこにレザーや樹脂を感じます。 アタックはこちらもそれほど強くは感じず、意外と軽やか。ドライながら甘酸っぱさを感じる味わい。 タンニンは緻密さを持っています。 相変わらず話に夢中で、結構適当に飲んでしまったのが残念…（笑）

フィラディスのバローロ4本セット。 ラストはフラテッリ・アレッサンドリアです。 ヴェルドゥーノ村はバローロ最北に位置する小さな村で、教本にも記載されていないマイナーな村です。泥灰土(約700万年前)主体でバローロエリアの中では比較的若い土壌が主体とのこと。 ラズベリー、ストロベリー、チェリー、ドライフラワー、炒ったアーモンド、カカオ、毛皮。 とても充実したアタック。 強烈な旨味。 酸はとても強い。 タンニンは力強いが嫌らしさがない。 クラシカルな造り。 まだ開いていません。 明らかに長期熟成向きですが、今でも意外なほど親しみやすさがあります。 以下、テクニカルシートより。 Municipality: Verduno Grape variety: Nebbiolo Vineyards, Exposure and Altitude: Pisapola (South/East, 280-350 metres), Campasso (East, 250-350 metres), Riva Rocca (South/East, 270-340 metres), Boscatto (East, 250-370 metres), Rocche dell’Olmo (East, 310-360 metres). Average age of vines: about 25 years Total area: around 4 hectares Soil: calcareous slimy limestone Harvest period and method: by hand, in October Vine training and Density of plants: Guyot; 4,500 vines per hectare Fermentation and Maceration: 25-30 days in tanks at a constant temperature of 26 – 28 °C (78,8 – 82,4 °F). Ageing and Fining: about 3 years in 20 - 40 hectolitre Slavonian and French oak casks. 2 months in stainless steel tanks and at least 6 months in horizontally laid bottles. Bottling period: at the beginning of the 4th year following the harvest Longevity: 7-14 years First year of production: Barolo 1860 / Barolo “del comune di Verduno” 2017 空き瓶：577g コルク：50mm

プロのコメント： 輝きのあるルビー。 赤系のドライフルーツにバラやラベンダーなどの濃い花のポプリ。スパイス、タール、ローズマリー、複雑でリッチな香り。少しはぐの香りも。 印象的なブラックベリー、プラム、プルーンの力強さとクリーミーな質感があり、奥深さと厳密さの共存。酸は穏やかにタンニンはしっかりと、滑らかで上品な果実味と全体が溶け合って官能的な柔らかさに変化します。