味わい |
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香り |
ワイン名 | François Saint Lô Cab'Baret |
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生産地 | France > Val de Loire |
生産者 | |
品種 | Cabernet Franc (カベルネ・フラン) |
スタイル | Red Wine |
2023/06/23
(2014)
『No.984 ピス要素すら味方に』 昨日の話。 市営の屋外プールの営業が今年も断念されるとサイトで知った。コロナになってから営業を停止しており、今年は開園するだろう…と娘と楽しみにしていたのだが開園ならず。 原因は長年閉園していたために、メンテナンス等に莫大な費用が掛かり、警備等の人員も確保できなかった…との理由。まだ行ったことのない娘はとても楽しみにしていたのに、こういった大人の理由で行けないのは残念だよなぁ。大きい滑り台もあったのにね。 今年も隣町のプールにしましょう。 なんてことを話しながらのこの日の夕飯のメニューは… ・ハヤシライス ・ジャガイモのグリル よし、安定のハヤシライス!となると赤ですな…ってことで、フランスのフランソワ・サン・ロのキャブ・バレ2014年をお供に。こんなカラッとしない話が続くと、ごきげんなものを開けるしかないよな…なんてもっともな御託を並べる始末。カベルネ・フラン100%の一本。これを合わせてみよう。 抜栓し、グラスに注ぐ。少々濁りのあるような淡いガーネット…ってか、香りがすんごいな。久々に嗅いだ還元的な香り…納屋でも牛小屋でも腐葉土でもない…あ、猫のピスだこりゃ。無理すりゃ奥底から、黒果実系の香りを感じなくもない…ただ、ピスが少し強いような… スワリングするも、完全には香りが飛ばない。なんだかちょい前の自然派を思い出させるなぁ。ってな感じで一口…あ、結構味わいも強烈だな…鼻から抜ける香りが…やめとこ…ん?いや待てよ… やんちゃな還元ニュアンスが鼻を抜けて、プルーンやカシスのようなワイルドな黒果実の味わいと、程よいタンニン、梅カツオ的な風合いまで感じられる…そして液体にフレッシュな要素も…もう一杯…あ、なんだこの感じ! 気がつきゃ、結構進んでんじゃん!ハヤシライスも進むし、このキャブ・バレも進んでる。時間の経過とともに、この還元的要素が抜けていく…というより、初めにマスキングされていた果実味やタンニン、旨味が徐々に頭角を現し、美味しさに拍車をかけていく…といった感じかしらん…うまく表現できんけど、そんな感じかな。 鬼才と言われるフランソワ・サン・ロ。その中でもだいぶ振り切った一本じゃないかと思ったり。ピス的要素すらも味方につけている…そんな感じ。 ごちそうさまでした!
2018/07/15
お店のオススメ。初めてのカベフラ100%は果実味と複雑さの溢れる衝撃的な旨さでした(^^)
2023/10/09
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