Falletto di Bruno Giacosa Barbaresco Rabaja Riserva
ファッレット・ディ・ブルーノ・ジャコーザ バルバレスコ ラバヤ リゼルヴァ

今年の持ち寄りガラ・ワイン会。 ブルゴーニュの後はピエモンテ・ワイン2本で、先ずはブルーノ・ジャコーザ・バルバレスコ・ラバヤ・リゼルヴァ2001年を頂きました。3年前にも1度こちらのワインを頂いておりますが、今回はいかがでしょうか。 少し濁りのあるアンバー色。 熟したプラムやプルーン、赤黒ベリー系などのフルーツ・ジャムにシナモン・レーズンや薬草、ハーブ、タール等が香ります。 ミディアム・ボディの完熟果実で中心からエンドにかけての盛り上がる様なボディ感。タンニンはまだ溶け切らず、じわじわととても長い余韻のフィニッシュ。 以前に頂いたときよりも少し華やかさに欠け、進んでいる感じが致しましたが、大変素晴らしいバルバレスコでございました。

ワイン仲間での今年初めてのワイン会。 最初の赤はピエモンテ・フライト。先ずはブルーノ・ジャコーザ・バルバレスコ・リゼルヴァ・ラバヤ2001、と最初から素晴らしいワインが。 バルバレスコ最上の畑の一つラバヤのリゼルヴァは本当の良年にのみ作られ、その希少価値はご存知の通りでございます。 オレンジ掛かった美しいルビー色。 ドライ・ローズやプルーンに甘いレーズンのアロマ。 驚くほどエレガントな口当たりで、直ぐに口腔内が赤果実のパフュームで満たされます。その後タールでチューイーなタンニンが現れ、その中に溶け切るスパイスやミネラル感、そしてフラワリーな余韻。 段々とコーヒーの柔らかい香りも醸し出して来ますが、まだまだ飲み頃は先でしょうか。 とても貴重なワインで、大変素晴らしい経験でございました。