1975年、フランチャコルタの中心に位置するエルブスコで建設業を営んでいたエンリコ・ガッティの小さなワイナリーから歴史は始まる。当初、エンリコは地ブドウを栽培し、昔ながらのワイナリー直売のワイン造りを行っていたが、1984年に彼の息子と娘夫婦が加わりワイナリーは大きく変化を遂げる。1haに満たなかった畑は綿密な畑の分析によりエルブスコの主要地区で栽培面積を17haまで増やし、1986年に待望のスプマンテを初リリース。素晴らしいワインを造り上げる為の投資も惜しみなく注ぎ、栽培面積が大きくなると同時に醸造設備を兼ね備えた地下ワイナリーを増築。小さなワイナリーから始めたエンリコ・ガッティの好きな言葉は、まさに小さいを意味する「Piccolo(ピッコロ)」彼はその言葉の魅力を常に話す。そんな彼の言葉通り「小さな」家族ワイナリーゆえの強さをましながら今では三世代でワイン造りに励んでいる。「コメント提供:株式会社 オーバーシーズ」