味わい |
| ||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
香り |
ワイン名 | Duijn Laufer Gut Alsenhof Pinot Noir |
---|---|
生産地 | Germany > Baden |
生産者 | |
品種 | Pinot Noir (ピノ・ノワール) |
スタイル | Red Wine |
2016/02/27
(2009)
『No.54 ドイツのキャデラックを再び飲む』 本日休日…ということで映画を観に行ってまいりました。『ステーキ・レボリューション』という世界一美味しいステーキを探す…というドキュメントものでございました。 こんな映画を観た日にゃ、もちろん帰り道はステーキのことばかりが頭に浮かんでしょうがありません。 となると、今夜のメニューは… ・ステーキフリット ・シーザーサラダ ・スープ ・ベーグル となりますよね。因みに今夜のお肉は輸入牛の特売品でございました。そして今夜はドイツのデュインさんところのピノ・ノワール・ラアウファー・グット・アルゼンホフ2009を開けてみようと思います。 実はこのワイン、過去に飲んだのですが、どうにも言葉にできない不思議な味わいだったのです。確か以前のレポートには「中古の大型のキャデラックに乗って、細い路地をウロウロしてるような気分…」と記載しておりました。思っていたピノ・ノワールの繊細なイメージをぶち壊してくれたのは結構なのですが、今ひとつ自分でも理解できない味わいでしたので、今回はもう一度キャデラックのようだったこのワインを飲んでみようと思った次第なのであります。 それでは恐る恐る香りの方を…ベリー系の果実香をうっすらと、そしてスパイシー…というかちょっと漢方薬っぽい香り。奥の方にはバニラのような香りも感じます。そして一口…うっすらとしたベリー系の果実味を感じ、そこそこ強い酸味。舌にピリッと痺れも感じます。 そして後味が青臭さと漢方薬系のようなものが混じったなんとも言えなさ具合。決して苦痛とまではいかないけど、違和感のようなものが飲むたびにつきまといます。 ボディ自体は重くないのですが、複雑怪奇な味わいのせいでしょうか、ステーキと妙に相性が良いように感じます。そして以前飲んだ時より、喉の引っ掛かり感を感じません。 時間が経つと…というか、舌が慣れてきたせいか、様々な違和感(漢方薬臭とか)が、不思議と気にならなくなってきました。 前回飲んだ時よりも、肯定的な気分になってきましたが、気軽におススメ…はできませんね。人によっては拒絶するかもですが、少なくとも僕はこのワインの味方になりたいです。
2016/02/29
(2002)