Dominique Laurent Nuits Saint Georges 1er Cru Les Pruliers
ドミニク・ローラン ニュイ・サン・ジョルジュ プルミエ・クリュ レ・プリュリエ

この日の定例会のラストのドミニク・ローランのNSG1er93年。新樽200％のあだ名バリバリの頃(笑)のワインです。 比較的弱いヴィンテージの評価ですがこちらはしっかりとした果実味がくどすぎず綺麗に流れる感じ。NSGの傾向なのかもしれませんがこの作り手さんのワインはしっかり寝かせた方が良いのかも知れません。

写真を撮り損ねたのでネットから拝借…と思って調べたが出てこない出てこない… レビュー等もほぼ皆無 海外サイトの一つからやっと発見し引っ張ってきたが、そこもオークションサイトなのでワインショップじゃない もちろんこのvinicaにも登録がなかった そんなにレアなワインなのか…？というかドミニク・ローランのNSGの中ではレアな畑なんだろうか…？ Nuits Saint George 1er Cru Les Pruliers 2002 Dominique Laurent まず香りは非常に高いトーンでミントやオレンジの皮、甘草の青みと桐箪笥のようなニュアンスが鼻腔を突いてくる その後にプルーンやブラックベリー、カシスなどの甘みの強いベリーの香りがしっとりと中核を成し、底の方に鞣し革や腐葉土等、厚みのある香りがじとーっと伸びていく それらを綺麗に一口の中にまとめ上げながら、しっかりとした酸と控えめなミネラルが全体を丸い印象に仕上げる 酸はその後美しく伸び、細やかでしっとりなめらかなタンニンがとても上品な味わいだったと飲み手を満足させる 備忘録代わりにいつもレビューを付けているわけだが、今回は付けたところで再び出会えるのか甚だ疑問なワインだな… これ知ってるよ！という方は是非是非教えてください