Dom. Michel Gros Gevrey Chambertin La Platières
ドメーヌ・ミッシェル・グロ ジュヴレ・シャンベルタン ラ・プラティエール

とにかく主張する。濃いガーネット色、ベリーのフレッシュな酸味あるフルーティー、タンニンあるも酸の方が主張するが、フルーティーさがあるので気にならないし後味にも残らない、アフターには酸よりベリーフルーティーが残る。これ多分単体で飲むと、インパクトあって最初は「おっっ」て感じても飲み続けるのは個性強くて大変そう、鴨鍋と超マリアージュでした。さすがミッシェル・グロ！

今年が初リリース、ＨＰだと0.33ha 平均1500本 収量35hl/ha位。綺麗な濃いめのルビー、紫っぽさはなく中程度の濃度で思ったよりも開いてる印象。もちろん若いのでベリー系のフレッシュな果実味が主ですが、旨みのある酸に細い炭酸ガスが残ったような舌触りがアクセント。Michel Grosらしい背筋の真っ直ぐ伸びた感じのワイン。本拠のヴォーヌに欲しい色気や妖しさが物足らないところがあるけど、ジュヴレに欲しい品格とは相性が良いのではないかと思う出来でした。

フランスはブルゴーニュ地方コート・ド・ニュイ地区ジュヴレ・シャンベルタン、ドメーヌ・ミッシェル・グロ ジュヴレ・シャンベルタン ラ・プラティエール 2019をグラスで。ピノ・ノワール100%。 色味は透明感あるルビー、香りはフレッシュなラズベリーにマッシュルームの土感、柔らかなバニラや樽香、軽くリコリスのスパイス香。 飲み口は軽めの口当たり、フレッシュな果実味となめらかなタンニン、酸味もなめらかだがやや強めに入る。 まだまだフレッシュで、今飲んで溌剌としたフレッシュ感で飲んでも良いし、もう少し寝かして丸みを帯びたころに飲むのも良し。