味わい |
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香り |
ワイン名 | Dom. Launay Horiot Latricières Chambertin Grand Cru |
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生産地 | France > Bourgogne > Côte de Nuits > Gevrey Chambertin |
生産者 | |
品種 | Pinot Noir (ピノ・ノワール) |
スタイル | Red Wine |
2024/02/20
(2017)
ローネイ・オリオ大好き。 シャンベルタンよりラトリシエール・シャンベルタンのほうがこの作りてさんらしい気がしていますが、「らしさ」の説明ができなくてつらいです。
2024/02/14
(2017)
2017 ドメーヌ・ローネイ・オリオ ラトリシエール・シャンベルタン コート・ド・ニュイ ブルゴーニュ/フランス 2/11 キャビアお呼ばれの宴・その5 「キャビア食べに来ませんか?」という魅力的なお誘いをいただき、次男と娘を引き連れ、ウチから4駅(乗り換えアリ)の後輩ご夫妻のお宅にお邪魔しました。 宴も終盤に近づき、ワインは赤へと移行していきます。 ホストが用意していた赤はブルゴーニュが2本。 最初の刺客は、何とニュイのグランクリュ! しかも、ラトリシエール・シャンベルタンですと⁉︎ つくり手のローネイ・オリオは、現当主のグザヴィエが、フランス軍の戦闘機パイロットからの転身という異色のキャリアを持ち、2014年が初ヴィンテージの新進気鋭の生産者。 祖父から継承した約4haのポマールの畑と、シャンベルタンの2つの特級畑から、素晴らしいワインを生み出していますが、生産量は非常に少なく、私はまったく知らない生産者でした。 そのラトリシエールは、ひと言で表現すると、明るい青空のような澄み切った味わい。 とても明晰で、ヴィヴィッドな躍動感があり、ふわりと浮かぶような軽やかさがあります。 グラン・クリュの「品格」が滲み出しているような、モーレツな説得力を感じる、そんなワインです。 赤ワインのゾーンに入ると、凄く存在感のある肉の塊が供されました。 650gの「和牛塊肉のボニュ焼き」とのことですが、知る人ぞ知る代々木の名店、ボニュ(Bon.nu)からステーキの焼き方を教わって、ご自宅で完コピしたものだそうです。 お店のつくり方通りだと、6時間かかるはず…。 塩胡椒も振らず、発酵バターのみで焼き上げたステーキは、適度な歯応えと特筆すべき滑らかさを感じるテクスチャ。カットしても一滴の肉汁も滴らず、ひたすら肉の旨みが穏やかに凝縮されています。 丁寧につくられたデュクセルソースを添えていただくのがデフォルトだったのですが、たいへん申し訳ないことながら、お塩をちょっとだけつけ、他には何もつけないでワインと共にいただくのがいちばんでした! キャビアの続きでサン・テステフと合わせるも良し、もちろん、優しく滑らかなラトリシエールの味わいとも良く調和します。 個人的には、ボルドーで合わせる方が、フックが効いた感じになって、好みですが、どちらがより合うか?といえば、やはり、質感に共通項のあるブルゴーニュでしょうね。 何から何まで、じつに丁寧かつ周到に考えられ、準備されたおもてなしだと感服いたしました。 ローネイ・オリオのラトリシエールについては、私の言葉では上手く表現できませんので、以下にインポーターさんのコメントを貼り付けておきますね。 「平均樹齢70年、0.17ha。東向きの1区画。絶妙なオークのニュアンスに、冷涼感のあるエレガントなレッド&ブラックカラント、わずかに林床のニュアンスを持つアロマ。滑らかで艶のある口当たりを持ち、力強いボディに豊富なタンニンと活気ある酸が備わっている。オレンジピールに赤系・黒系果実が混ざり、スパイスと共にはっきりとした塩気を感じ、非常に長い余韻へと続いていく。美しい程に洗練されたラトリシールの教科書的ワイン。」
2023/05/30
(2015)