味わい |
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香り |
ワイン名 | Dom. Jean Baptiste Senat Mais où est donc Ornicar |
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生産地 | France > Languedoc-Roussillon > Languedoc > Minervois |
生産者 | |
品種 | Grenache (グルナッシュ), Carignan (カリニャン) |
スタイル | Red Wine |
2016/08/29
価格:3,500円(ボトル / ショップ)
南フランス、ミネルヴォワで奥様のシャルロットと共にワイン造りをする熱い男、ジャンバティスト・セナ。 もともと父方の実家はこの地で7代続くワイン農家でしたが、自身はパリ生まれで大学では政治学を研究し、研究職として働いていました。 ところが、28歳の時、その環境が自分にとって満足なものではないことを自覚、もっと懇親性のある文化的な仕事をしたいと考えるようになりました。 そんな中、父の実家であるミネルヴォワで「家族が代々守ってきた遺産」を引き継ぐことへの思いが募っていったといいます。 そして1997年、大都会パリから大自然に囲まれたミネルヴォワに家族と共に移ってきたのでした。 それからは、ブドウ栽培の探求に明け暮れる毎日が続きます。 もともと研究職だっただけあって、これと決めたことへの追求は徹底しています。 その結果、父から受け継いだ畑は平地が多く、より良いぶどうを造るには土地のやせた斜面の畑が良いこと、また、土壌がさまざまなミネルヴォワではそれぞれの土壌に合わせた品種を栽培し、それを複数組み合わせてワインを造ることこそがこの地の最高のワイン造りにつながるという、自分の哲学を持つにいたったのです。 そして、これはという斜面の畑を買い、自然派の生産者仲間たちともコミュニケーションをとりながら、ワイン造りを続けてきました。 ビオビオ感。 ベリーの香り。 余韻にスパイス感。
2016/03/14
『No.60 想像の斜め上行く美味しさ!』 本日はホワイトデー。一応カミさんからチョコとプレゼントをいただいたので、しっかりお返ししなくては…といった具合です。そして今夜はせっかくの夜なので、カミさんへの労いもこめて、ビストロ仕立てのお料理を取り寄せさせていただきました。 そんな今夜のメニューは… ・馬ほほ肉の赤ワイン煮込み ・鴨肉の蜂蜜ロースト ・テリーヌ三種(豚肉とピスタチオ、サーモンとクリームチーズ、フォアグラ) ・レンズ豆のサラダ ・ライ麦パン ・ポタージュスープ です。そして今夜はフランスのジャン=バティスト・セナさんところのメ・ウ・エ・ドンク・オルニカを厳かに開け放ってみようと思います。グルナッシュやカリニャン、サンソーやムールヴェードル、シラーの組み合わせというラングドックっぽさ満載のこの一本、そして今夜のメニューにはバッチリ合う…と思います。 まぁ、トリコロールカラーのエチケットは僕の中では満点ではありますけど。 それでは香りの方をクンクンクン…と、おおぉっ、キてますねぇ…あの独特の還元香。一応抜栓して一時間くらい放置しておりましたが、還元香は結構強烈であります。軽くスワリングして一口…ん?おっ?えっ?…濃い目の色合いと還元香に反して、口に含むとフルーティな味わい。ベリー系の豊かな果実味が意外とチャーミングです。 そして意外なことに、飲み口は軽やかなのです。豊かな風味なのに無駄に重くなくスルスルな飲み口がニクいです。良い意味で裏切られました! 今回のような、割と重めな料理でも良い相性です。しっかりと料理を受け止めながらも、スルスルとした飲み口、豊かな果実味がほんとに良かったです。 これ、ほんとに美味しいですっ!エチケットもお洒落だし。カミさんも絶賛な一本でした。もうリピート確定です…我が家では。
2021/02/27
(2004)
2018/05/20
2018/05/01
2014/01/31