Dom. Arretxea Irouléguy Rosé
ドメーヌ・アレチェア イルレギー ロゼ

フランス南西部のイルレギー地方、ドメーヌ・アレチェア イルレギー ロゼをグラスで。タナ70%、カベルネ・フラン15%、カベルネ・ソーヴィニヨン15%。 色味はオレンジピンクのロゼとしては濃い色、香りはラズベリーのバランスにストロベリーのニュアンス、クリアなレモンのニュアンスと石灰のミネラル感。 飲み口としては中庸な重さの口当たり、厚みある果実味とバランスの良い爽やかな酸味の、ロゼとしては厚みとキレのあるワイン。 AOCイルレギーは相当マイナーだが、最近色の薄いロゼが多い赤、イルレギー地方ならではのタナ主体の濃ゆいロゼ。

ワインバー2本目 比較的濃い色。 落ち着きがありつつも鮮やかな赤系ベリー。それから変わっていって、石灰やミネラルを感じる香りになる。 ロゼっていうよりも、赤と白が途中で入れ替わるような面白いワイン。どちらのニュアンスも本格派で非常に綺麗。 どのニュアンスも行きすぎず、内側に収まってる。 がっつりナチュラルなはずだけど、とにかく綺麗。 もう1本、南仏の赤(写真2枚目の一番右)を飲んだのだけど記憶無し。比較的濃いタイプだったような。

イタリアのロゼとは、かなり印象が異なる。香り、味ともほとんど果実味を感じず、ミネラリーでタンニンがある。 イタリアのロゼと比べると、骨太で男性的な感じのする、飲みごたえのあるロゼ。 お値段も3700円程、とちょっと高め。 もう一本のトスカーナのロゼは2000円台。安い方ではないが、酸味が強く香り薄く、あまり魅力的ではなかった。

Bon rose.

Bien!