Consentido Monastrell Barrica
コンセンティード モナストレル バリッカ

澄んだ輝きのある、紫がかったやや濃いダークチェリーレッド。粘性はやや強く、ディスクはやや薄い。若々しく、成熟度が高い外観の印象。 香りの第一印象は、開いていて華やか。特徴として、ブルーベリー、カシス、ブラックベリー、牡丹、ローリエ、シナモン、乾いた肉等、若々しく第一アロマが強い印象。 アタックはやや強く、甘みはまろやか。豊かな酸味と溶け込んだタンニン。ジューシーで流れるようなバランス。アルコール感は中程度、余韻はやや短い。 複雑性があり、引き締まったワイン。提供温度は14〜16度、グラスは中庸、デカンタは必要なし。 概要はヌーヴェルのサイトが適度にまとめてくれているのでそちらにおまかせします。エチケット右下に載っている地図はかなり左側にイエクラがあり、海とのバランスを示したかったのか、スペインの地図表示上そうなったのかが気になる。畑の中に豪勢な建物が存在するのは大橋氏の通りで納得するが、HPの住所にはその様な建物は存在しない為、共同畑のどこかだと思われる。現地では1000円ほど安く買える模様。 紫が出ているものの、オレンジに向けて変調している段階で、グラスの底が僅かに見えるような濃ゆさ。 グラスから適度に湧き上がる香りのボリューム。各果実はレーズンのようなやや水分が抜けたような印象。スワリングすると、肉厚な印象が戻るものの、シナモンよりもニッキよりのドライな風味がまじり、全体的にまとまって落ち着いた印象が強い。 口に含むと、舌先ではやや甘みがでるものの、酸味と渋みがリードし全体が上手く調和していく。余韻としては短いものの、ボリューム感をトップっとしてローストした樽感をもたせつつ軽快に引いていき様子はリパッソのような雰囲気が味わえる。 できれば晴れた日、温度が高くないとなおさら。小さなテーブルを囲む人数まで。熟成したホワイト、もしくは円味の少ない青カビタイプ、皮を炙った鶏肉、山田屋まんじゅう。

モナストレルのしっかりしたベースにやや強めの酸味が特徴。 ボディはミディアムで、少しだけピノノワールのようなか細さも感じる。 ほんの少し樽香。 好みの味ではないけど、チーズとあわせるとおいしい。 Monastrell Barrica consentido 2015