Comazono Tao 甲州駒園
駒園 タオ

これは凄い。 グラスに注いだ瞬間に引き込まれます。 色調は甲州のレモンイエローです。若い感じがしながらも、グラスに注いだ瞬間にようぜつな香りが広がります。 香りをとると、甲州の渋みに加え、複雑さがあり、口に含むと幾重にも余韻が広がります。 甲州は色々な方々が作りあげていますが、これはまた「独創的」な作り方です。 一言で「うまい」と言えるワインですね。 追記、この文書を書いた後にまだ飲んでますが、このワインは「俺は俺だから」と、飲んでも飲んでも「自分」を出してくるワインです。 小憎たらしいけど、好きになってしまうワインです。

7月備忘録②

色は薄めのレモンイエローで透明度はかなり高いです。よくよく見ると非常に細かい泡が見られます。 香りは和柑橘と甲州特有の酵母のような香り。酵母の香りが強めに香ります。 口に含むと、柚子のような和柑橘の甘苦味と同時に、レモンぽい甘酸っぱい印象があります。ストレートにスルッと口の中に入ってくる雰囲気。フィニッシュは結構蜜のような甘みと果実の酸を感じ、しかし最後はすっと消えていき、喉越しにちょっと苦味を感じます 全体的には、Pony Blancよりも香りも味わいも豊潤です。またシトラス味がわりと強めに出ていて、凛とした夕方の陽光のような明るさの印象。甲州特有の酵母のモヤッとした感はあまりありません。 あまり冷やしすぎずに飲んだ方が美味しいと思います。 ※美味しいのですが、?は甲州のモヤッとした感が好みなので、ちょっと辛めのポイントでした。