味わい |
| ||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
香り |
ワイン名 | Colgin IX Estate Napa Valley Red 2007 |
---|---|
生産地 | USA > California > Napa |
生産者 | |
品種 | Cabernet Sauvignon (カベルネ・ソーヴィニヨン), Merlot (メルロ), Cabernet Franc (カベルネ・フラン), Petit Verdot (プティ・ヴェルド) |
スタイル | Red Wine |
2018/11/28
(2007)
コルギン ナンバーナイン。パーカーポイント100点のヴィンテージ。実は先のピーマイの方が好み。
2017/03/19
(2007)
2007年ヴィンテージワイン会⑥ 今回のワイン会は2007年ヴィンテージで、良い地域のワインを各自持ち寄り、頂いてみました。 最後は私持参のコルギン・セラーズ・ナイン・エステート2007。 カリフォルニア・カルト・ワインを代表する存在のコルギン・セラーズは1992年にセント・ヘレナに設立され、ヘレン・ターリー女史やマーク・オベール氏などが歴代の醸造責任者を努め、今はアリソン・トゥージァ女史に引き継がれました。ヴァインヤード・マネージャーはデイビッド・エイブリューという正に素晴らしい才能の持ち主達で作られる、カベルネ主体のナパを代表するワインの一つです。 綺麗に濃縮されたダークなガーネット。粉砂糖が風で舞っているような、甘いピュアな香りの中から覗かせるフレッシュな黒果実。ブルーベリー・ジャムの様な甘い風味を感じながら口に含むと、正に黒果実のジュレ。ただその繊細な果実の構成は緻密に計算されているかのように完璧な液体であり、とてもアーキテクチュアルに表現されています。10年の少しの熟成により、タンニンがとても品よく感じ、細かいバランスの良い酸味も感じます。時折香るスパイスやバイオレット、そしてモカやオークの長い余韻に浸る時間。アルコール感を全く感じさせない酒質、果実の凝縮感は高いのですが常にエレガントなキャラクターは、ボルドーとは違う素晴らしさを表現しているかのようでした。 カルトと呼ばれるワインは、アメリカの土地や気候、そこで産まれる葡萄に、アメリカならではの強い意志や情熱、醸造学、スペシャリスト達、そしてそれを行える巨額の予算があるからこそ作れるワイン、としか言いようがありません。アッサンブラージュはカベルネ・ソーヴィニヨン70%、メルロ21%、カベルネ・フラン5%、プチ・ヴェルド4%で、1500ケース生産。