味わい |
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香り |
ワイン名 | Chasselas de Romandie Sélection Le Muriset |
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生産地 | Switzerland |
生産者 | |
品種 | Chasselas (シャスラ) |
スタイル | White Wine |
2020/01/11
(2018)
スイスのテーブルワインシャスラ。 透明に近い、ほんのりイエロー。 粘性はサラサラ。 若い柑橘系、グレープフルーツ、ライム、ミント、かすかに木の香り(樽?)。香りの第一印象は、ゾーヴィニヨンブラン。 だが、アタックの強い酸味と、そのあとから現れる独特のミネラル感でそうではないとすぐわかる。 温度が上がるに従って、塩っぽさがより強く前面に。余韻にかすかな苦味。 私自身の初シャスラは、たまたま現地で飲んだスイスのグランクリュで、テロワールを繊細かつ複雑に表現する味わいに魅了されたのだった。そして、それが自分にとってのシャスラの基準となっているという面があるためか、このワインは飲みやすくはあるものの、分かり易すぎる酸味、ミネラル感に複雑味が感じられず、少しチープさを感じてしまったのが正直なところ。テロワールをイメージしづらいというか。 これは、美味い、不味いではない、ひとそれぞれの好みの問題でもある。改めてワインの面白さと難しさを感じさせられた一本であった。 追記 2日目。初日とは異なった印象の味わいに変化。刺激のある酸味がまろやかになり、キリっとした青い果実味に清涼感を感じるように。前日より冷やしたためか、ミネラル感が少し抑えられ、全体的にバランスが整った印象。