Champagne Cuperly Cuvée Prestige Blanc de Noirs Grand Cru
キューペルリー キュヴェ・プレステージ ブラン・ド・ノワール グラン・クリュ

3.00

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Champagne Cuperly Cuvée Prestige Blanc de Noirs Grand Cru(キューペルリー キュヴェ・プレステージ ブラン・ド・ノワール グラン・クリュ)
味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り

    基本情報

    ワイン名Champagne Cuperly Cuvée Prestige Blanc de Noirs Grand Cru
    生産地France > Champagne
    生産者
    品種Pinot Noir (ピノ・ノワール)
    スタイルSparkling Wine(White)

    口コミ2

    • 2.5

      2025/03/06

      NV キュペルリー キュヴェ・プレスティジ ブラン・ド・ノワール グラン・クリュ モンターニュ・ド・ランス シャンパーニュ/フランス 水曜日のワイン。 2025年3月5日は「灰の水曜日」と呼ばれる節目の日。この日から、キリスト教の暦では「受難節(レント)」の期間に入ります。 受難節は、「四旬節」とも呼ばれる通り、「復活祭(イースター)」までの40日間を、罪なき人イエス=キリストが人類の罪を肩代わりして十字架の死を迎えるという「受難」を偲び、身を清め節制して心静かに過ごす期間。 「40」という日数は、イエスの別の受難エピソード、荒れ野での40日間の断食に因んでいますので、キリスト教文化圏では、食事で肉や魚を絶ったり、好きなものを我慢したりする期間なのだとか。 ちなみに、レント/Lentは「断食」を意味する古い英語だそうです。 日本でも、「精進断ち」とか「願掛け」などがありますから、理解しやすい風習ではありますね♪ 私は、クリスチャンの端くれではありますが、特に「受難」を意識したりすることもなく、毎年、普通に過ごしています(笑) 本日も、節制とは無縁のプレステージシャンパーニュをいただいておりますが、実は教会とは関係のあるワインで、通っている教会の方から頂戴したワインなのです✨ キュペルリーは、モンターニュ・ド・ランス/Montagne de Reimsのムームロン・ル・プティ/Mourmelon-le-Petit村で1845年に設立されたネゴシアン・マニピュラン(NM)。 年間生産数は30万本ほどと、ネゴシアンとしては規模の小さなシャンパーニュ・メゾンです。 自社畑はすべてグラン・クリュで、現在、本拠地を置くプリュネ/Prunayに隣接する、ヴェルジー/Verzy、ヴェルズネイ/Verzenay、マイィ・シャンパーニュ/Mailly-Champagne、ボーモン・シュル・ヴェル/Beaumont-sur-Vesleに合計20haの畑を所有しています。 こちらのブラン・ド・ノワールは、100%グラン・クリュ格付村のヴェルジー、ヴェルズネイ、マイィ・シャンパーニュ産のピノ・ノワールからつくられたワイン。 外観は、熟成感の強い深みのある濃いゴールド。 グラスに注いだ瞬間、キメ細かい泡が液面を覆いますが、出力は低く持続性も弱いですね…。 非常にキメの細かい繊細な泡立ちで、僅かな絹糸のような細い泡の筋が、辛うじて液面に到達しているものの、大半の泡は発生しても途中でワインの中に吸収されているように見えます。 いただきものなので、熟成期間はわかりませんが、見た目からはかなり熟成が(場合によっては強制的に?)進んだワインに見えます。 透明感と輝きが強く、「育ち」はさておき、グラン・クリュならではの素性の良さ感じますね(笑) 香りは、先ずアプリコットやクランベリー、フィグ、マンゴーなどのドライフルーツ系の芳しさが鼻腔を刺激します。 次いで、ブラックペッパーやマスタードシード、クミンなど、少し尖った黒いスパイス。 微かにヴァニラやシナモンのようなニュアンスもありますね♪ オレンジやグレープフルーツの果汁ではなく皮の部分、それも砂糖漬けされたような、ドライからセミドライな感じの強い香りも感じます。 赤りんごの熟々した蜜やアプリコットのジャム、黄桃のコンポートみたいな凝縮感のある果実香も! 保存中に少し「熱」が入ったような痕跡がありますが、状態としてはギリギリ健全な範囲かな? 口に含むと、見た目と香りからの情報通り、かなり熟成が進んだしっかりとした味わい(笑) 美味しいです♡ 「これぞ熟成シャンパーニュ!」と思えるような、プレステージクラスの醍醐味を感じる味わいです。 若くフレッシュな味わいが好みの方なら、ピークアウトしていると思われかもしれませんし、味わいにも、果たして、熱による「疵痕」のような、ダメージワイン独特の苦みがあります。 しかしながら、このシャンパーニュは、そういった瑕疵を乗り越えてなお、美味しいと感じさせるワインなのです‼︎ プレステージクラスのシャンパーニュは、「下り坂」にかかってから(「若さ」とトレードオフの関係?)ようやく獲得することができる、香りの複雑さや味わいの深みがあると思うのですが、このワインには、その魅力が備わっていました✨ 余韻もビックリするほど長く、後口に残る、ちょっと焦がし気味のブリオッシュのような香ばしさ(焦げたところみたいなほろ苦さも・笑)が素晴らしいですね✨ たまたまですが、受難節の始まりの日にピッタリなシャンパーニュでしたね? ご馳走様でした!

      キューペルリー キュヴェ・プレステージ ブラン・ド・ノワール グラン・クリュ
    • 3.0

      2022/12/04

      ミシュラン一つ星のフレンチへ。 最初はシャンパーニュから。 久しぶりにブランドノワールを頂きました。

      キューペルリー キュヴェ・プレステージ ブラン・ド・ノワール グラン・クリュ