味わい |
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香り |
ワイン名 | Ch. Vieux Moulin Les Ailes |
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生産地 | France > Languedoc-Roussillon > Languedoc > Corbiéres |
生産者 | |
品種 | Carignan (カリニャン), Grenache (グルナッシュ), Mourvèdre (ムールヴェードル) |
スタイル | Red Wine |
2022/10/30
(2009)
『No.897 ボディブローとディープキス』 疲れ果てて、家に帰ってきた時に、良い香りが鼻腔をくすぐってきたら、そりゃもうとても嬉しい。 本日休日出勤。ちょいちょいめんどくさい案件ありで、しんどかったのだが、こうやって夕飯のいい香りに、すっかり気分が良くなるわけで。 そんな今夜の夕飯のメニューは… ・スペアリブの甘辛煮 ・きのこの塩麴炒め ・トマトベースの野菜スープ がっつりスペアリブを甘辛のたれで煮込むだなんて、嬉しいにもほどがあるという話。そしてフランスはラングドッグのシャトー・ヴュー・ムーランのレ・ゼル2009年をお供に。カリニャンとグルナッシュ、そしてムールヴェードルを1/3づつといった配合具合。本当はこれ羊肉を焼いたときにでも…と取っておいてたのを、いつしか忘れ去ってしまい、箪笥の肥やしになりそうだったところを、今夜発見した次第。おぉ、これはいい! 抜栓し(コルクも健康で無事抜栓できた)、グラスに注ぐ。おぉ、グラスに注いだ瞬間にこぼれんばかりのプルーンのような果実の香りが漂う。液体の存在がとてもたくましくそして艶めかしい。なめてかかると痛い目に合いそうだなぁ…。 香りは先ほどのプルーンにカシス。完全に黒果実の気配が強め。あとレーズンも。そして何かしら独得の湿り気を感じる。そして一口…おっ、くるなァこれ。ズシンとくるボディブローのような飲み口。マッチョな女性にボディブローとディープキスを同時に食らってる感じ…うん、書いててわけわかんないや。 アタックは強め。ただ硬い感じではなくどこまでも柔らかくまろやか。書いてて相反するじゃんと思うのだが、でもこんな印象を持ってしまうのだ。 黒果実を中心としたような果実味。チョコレートやコーヒーガムのような風味。そしてどこはかとなく感じるヴァニラやミント。そして実にまろやかな飲み口。ついつい口が呼んでいるので、盃を重ねてしまう。 リブロースの甘辛煮と実に良く合う。進むんだよなぁワインも肉も。きのこのソテーにもきのこのようなニュアンスがあるからか、これまたついつい進んでしまいがち。 以前ここのルージュをいただいたのだが、これも実に美味しかった。最近お見かけしないような…是非ともインポーター各位に輸入をお願いしたい所存。 だってこんなに美味しいのに…。そんなこんなでごちそうさまでした。
2016/03/26
(2010)
南仏のカリニャンとかムールベードルとか。濃い、青っぽい感じとか、ミントとか
2015/05/21