味わい |
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香り |
ワイン名 | Ch. Saint Jean de la Gineste Nos Jours Heureux |
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生産地 | France > Languedoc-Roussillon > Languedoc > Corbiéres |
生産者 | |
品種 | - |
スタイル | Rose Wine |
2022/04/03
(2019)
価格:1,500円 ~ 1,999円(ボトル / ショップ)
2019 ドメーヌ サン・ジャン・ド・ラ・ジネステ ノ・ジュール・ウールー ロゼ コルビエール ラングドック・ルーション/フランス 土曜日のワイン。 前日のテニスで発生した筋肉痛に苦しみながら、午後から夜中まで、エクセルで数字と格闘の1日でした。 晩ごはんを任せた次男氏と娘ちゃんが作ってくれたのは、野菜スープに鶏胸肉の香草焼き、クスクスとラタトゥイユという、いかにもワインを飲みたくなるメニュー(笑) 「仕事」の途中ですが、飲んじゃいますよー♪ あまりの美味しさに、ついつい飲み過ぎたバイヤーが、嬉しさのあまりプールにダイブしたというエピソードがPOPに書いてあった、ラングドックのロゼを開けました。 ワインの名前、NOS JOURS HEUREUXは「私たちの幸福な日々」と訳せば良いのでしょうか? 通常よりかなりスリムな透明ボトルには7匹のセミが描かれていますが、南仏にしかいないセミは太陽の申し子であり、ヴァカンスのイメージと結びついて、フランス人にとって幸福のシンボルだそうです。 そんな幸福のワインは、やはり薔薇色。透明感のある淡いローズピンクの外観です。 瑞々しい柑橘系のアロマにアセロラ、鉱物系のミネラルのニュアンスが加わり、香りはスッキリしていながら強度があります。 口に含むと、純度の高いフルーツの旨み。シンプルですが、単純さ故にクリーンな果実感が際立ちます。 柑橘の酸と白桃のコクにミネラルのほろ苦さが加わり、なんとも食欲を唆る味わい。 刺激的なハリッサペーストを加えたクスクス&ラタトゥイユに実によく合い、ワインと料理を口に運ぶ動作が止まらなくなります。 ご飯を食べ終わる頃には、ワインの香りにウォッシュタイプのチーズのような、発酵系の要素が加わり、チーズを合わせたくなります。 何でしょう?この香り⁇ 目の前のワインが、いささか悪魔的な魅力を湛えているように見えてきました(笑) 今なら、プールにダイブしちゃったバイヤーさんの気持ちが、少しだけわかるかも…。