Casar de Burbia Liaran Mencia
カサール・デ・ブルビア リアラン メンシア

福袋の中の一本。 値段なりに普通に美味しいワイン。

これは旨い！ 濃厚でしっかりした果実、バニラのニュアンス、メンシアという品種の可能性は本当に高いと思う。

カサール・ド・ブルビア・リアラン2010 久しぶりに飲むメンシア主体（85%）、残りの15%はガルナッチャ。 メンシアもガルナッチャも酸の高い品種なので、やはりこのワインも酸は高めです。 香りはブラックチェリーやブルーベリーなどの黒果実の主張が強く、甘草、墨汁、濡れ落ち葉。 1500円以下で購入したワインですが、結構力強さもあります。

おぉっと、これはミルキーな赤。スペインはビエルソ、30年超のメンシア100からなる濃厚赤です。年始のうきうき福袋のうちの一本。 あまり飲まない品種ですが、好みです。樽甘な香りと重厚感。 チョコ、墨、焼き生姜、ウッディ。すこーし接着剤。 味わいは果実辛味、タンニン、アルコール度数高めの甘味、キライじゃないなぁ。 とても骨格がしっかりしている印象、お酒好き向けぽいけど好きだなこれ。

初めて飲むメンシア。黒みの強い濃くねっとりとした色合い。 甘いブルーベリー、プルーンなどの黒い果実。すみれの花、一気に広がる樽香、乾いたインクの感触と金属由来の冷たいミネラル。余韻にはアルコール香が目立ちぎみ。 口当たりはスムースで落ち着いているが、タンニンは結構舌や歯に残る。 酸も上品。少しのスパイスを伴って残るチャーミングな酸の感じは、なんとなく以前飲んだラクリマを思い出させる。 時間を置くとブルーベリーから甘みが抜けて、酸のあるラズベリーが前に出てきた。 ちょっと久しぶりのワインといえど、色気もあるし上品だし濃いしかなりおいしい。好きなワイン。 今度また買おう。

酸味が強く、少し下がざらつくような質感があります。 紙のような乾いた味わいもあります。

うきうきの10本15000円福袋の中の1本。価格的にはこれが最低ラインで、目玉としてラグランジュ2012が入っていました。メンシアは初めて飲む品種ですが、スペインらしい力強い味わいとはミスマッチとも思える独特の香りに驚きました。2日目は少しゆっくり楽しんでみようと思います。