Cantine Antonio Caggiano Salae Domini Irpinia Campi Taurasini
カンティーネ・アントニオ・カッジャーノ サラエ・ドミニ

誕生会の2杯め。1杯めよりは重く深みのあることを願って、あえて開けたてでないのを選びヴィンテージも遡ってみたが。一杯め同様酸味が勝ち自分の好みではなかった。香りは華やか。

おぉー！これは開けたてから熟成香の塊が押し寄せてきます。ドライフラワーや熟したドライプルーンの香りがあります。とてもエレガントな黒果実の香りと、もはや葡萄果汁だったのか分からないような別物な感じの香り。ちょっとだけ靴箱感やタンスの中的なイメージが浮かびます。 ただ古臭い感じはしなくて、調度良いと直感で感じられる熟成香。これはもしかしたら飲み頃なのかも！香りはドライですが、アリアニコの甘みが残っています。このバランスが美味しい。 空気に触れてだんだん円やかになり、酸味は少なめでオリエンタル感とフレッシュな果実味が出てきました。少し蜜柑の風味もあるのですが、同時に香ばしさも感じられ、ハイカカオのチョコっぽさがあります。 そんな感じのワイン。