味わい |
| ||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
香り |
ワイン名 | Calabria Private Bin Shiraz Viognier |
---|---|
生産地 | Australia > New South Wales > Riverina |
生産者 | |
品種 | Viognier (ヴィオニエ), Shiraz (シラーズ) |
スタイル | Red Wine |
2015/01/20
(2005)
2008年4月末、GWの幕開けと共に自由が丘の街に『ヴィノスやまざき』が誕生したのは本当に嬉しかった。 それまでは、自由が丘人にはお馴染みのスーパー『大丸ピーコック』のワイン売り場でも『ヴィノスやまざき』の「蔵直」(®)ワインは一部扱ってくれ、『ヴィノスやまざき』の社員もワイン・アドヴァイザーとしていてくれたりもしたが、それまで頻繁に利用していた『ヴィノスやまざき』渋谷店等とは違って、メンバーズ・カードにポイントがつく訳でもなかった。 ある日、ジェラール・ベルトランがオーナーのシャトー・ロスピタレについてスタッフと話し込んでいた時に、「自由が丘はワイン人口が高い街なのだから、ヴィノスも本格的に自由が丘に進出して欲しい」とつい漏らしてしまった時に、そのスタッフは少し迷ってから、「オフレコですよ」と言った。「実は、自由が丘に進出する話が出ています。おそらく、実現するのではと…」 もう嬉しくて、思わず素っ頓狂な声をあげてしまった。 当時、ブログをやっていたから、その報を黙り続けることに必死だったっけ。 そうして、2008年4月26日(土)に、メイプルファームの先の住宅街寄りに『ヴィノスやまざき』自由が丘店はオープンしたのだった。 勿論、初日に行きました。 オープン記念の貴腐ワインと、五千円の福袋(4本入り)を購入(因みに、その時に、ピッコロサイズのカヴァと共にいただいたのが、私の写真に度々登場するオリジナルのマウスパッド)。 その2日後、オープン3日目にも足を運び、三千円の福袋(3本入り)も購入(やはり、同じオープン記念のものをいただいた)。 五千円の福袋の中に入っていた内の1本が今回紹介する1本。 「CALABRIA PRIVATE BIN SHIRAZ VIOGNIER 2005」。 お正月等、『ヴィノスやまざき』の福袋を購入したことがある方なら判るだろうけれども、通常店頭に並ばない逸品が紛れ込んでいたりする。 この豪州産の赤ワインも、後にも先にも目にしたことはない。 以下、飲んだ翌日に書いた文章。 ☆ 昨夜は久々にパスタを茹でた。それも、大量に。おそらくは、300グラム超。 その分、ソースもいつもよりも多めに作った。 トマトソースにしたので、赤ワインを合わせる。 抜栓したものは全て飲み切っていたので、ストック・ワインの中から1本選ぶ。 豪州産の、カラブリア・プライヴェート・ビン・シラーズ・ヴィオ二工(2005年)。 4月下旬、『ヴィノスやまざき』自由が丘店のオープン時に並んで購入した福袋(2袋7本)の最後の1本。 ビン(貯蔵所)・ナンバ一が刻まれる等、手書き(風)のラベル。蔵に眠ってでもいたような土の質感もラベル全体から感じられる。福袋の中にあったものの中では、おそらく、一番値が張るものであろう。現在の『ヴィノスやまざき』では扱ってはいまい。 このスペシャルなワインを、機会あらば、ワイン好きの方と飲みたいと思っていたのだが、その内に暑い季節を迎え、不在時には30度を超えるであろう室温に晒したままにしてしまった(冷暗所と思われる空間に寝かせてはいたのだが…)。 トマトソースを大量のパスタに塗した後に、抜栓。 フルボディらしい濃厚な香が解き放たれた。コルクの先も濃厚な赤色。グラスに注いで、香を改めて確かめてから、口に含む。 私好みの、豪州らしいフルボディ。 ラベル下部の説明にあるように、シナモンの風味も感じた。 惜しいな、と思った。 やはり、酸化が進んでいたし、猛暑の夏に一人で味わうには勿体ないフルボディであった。 でも、今回開けなければ、機を更に逸することになる。 限界であった。 パス夕に合わせて2杯程飲む。 ボトルの中に5分の3程残した後、冷蔵庫へ。 残りは、青カビ・タイプのチーズや鴨肉あたりと合わせてみようかな。 ヴィオニエ絡みのワインは、これからも追っていきたい。 ☆ もう一度、イイ状態で飲んでみたいのだけれどもなぁ…。 ※写真のサイズが合わず、エチケットを上下二つに分けました。