味わい |
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香り |
ワイン名 | Braida Bricco della Bigotta |
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生産地 | Italy > Piemonte |
生産者 | |
品種 | Barbera (バルベーラ) |
スタイル | Red Wine |
2022/06/01
まあまあ
2022/03/28
(1996)
価格:10,000円 ~ 29,999円(ボトル / ショップ)
バルベーラ祭り!:その161 1996 ブライダ バルベーラ・ダスティDOC ブリッコ・デッラ・ビゴッタ ピエモンテ/イタリア(1500ml) 日曜日のワイン。 今日は「特別な何か」がある日ではありませんが、ブライダの特別なワイン、クリュ・バルベーラの、ブリッコ・デッラ・ビゴッタのマグナムを開けてみたら…。 普通の日曜日が、一気に特別な日に変わりました(笑) こちらのワインは、バルベーラの改革者にしてバルベーラの完成者である、ブライダの誇る「三叉の槍(トリデンテ)」と称される、3つのクリュ・バルベーラの中のひとつ。 4年ぶりにいただきますが、前回は、ブライダのメーカーズディナーで、当主のラファエッラ女史が目の前30㎝にいらっしゃる、ほとんどサシ飲みのようなシチュエーションで、私のブライダへの愛と情熱を、大いに告白したものでした。 その折、彼女自身のキャラクターが最も投影されているワインが、このブリッコ・デッラ・ビゴッタだと仰っていたことを思い出しました。 繊細でエネルギッシュ、パワフルなのにエレガントな、大地のエッセンスのようなキャラクター、それがこのワインとラファエッラさんに共通した特徴です。 96年のビゴッタも、まさにそのキャラクター通りのワイン。 ちなみに、現在のバルベーラ・ダスティは、呼称統制がDOCGとなっていますが、1996年当時はDOCだったことがエチケッタから読み取れます。 調べてみたら、DOCG昇格は2008年のことなので、干支がひと回りする必要がありました。 さて、脆くなったコルクを、一度中折れさせながらも、なんとか抜ききりグラスへ注ぎます。 ワインの外観は、少しオレンジが入って熟成感が出始めた濃いガーネット。 透明感がありますが、中心部へ近づくにつれてグラデーションがかかる、厚みのある見た目です。 グラスからは、チェリー、プラム、スミレの「バルベーラ3点セット」の香りがダダ漏れとなっています。 土や鉱物が複雑に入り乱れたミネラルの気配、微かに錆びた鉄やツルンとしたステンレスなどメタル系のニュアンスもあり、「ミネラル祭り」も絶賛開催中。 今回は、ラディコングラスを使用していますが、選択を迷った時の切り札として、このグラスは大いに助かります。 感謝の気持ちを込めてグラスにキスしてワインを口に含むと、槍のような鋭角的なアタックを感じて、思わず口元が弛みます。 素晴らしい酸と素晴らしい果実味、そして素晴らしい香味とミネラルが渾然一体となった、強くて美しいアマルガム(化合物)がいま口の中で精製されています! 非常に洗練された美味しさのあるワインですね♪ 熟成のサインが其処彼処に出始めていても、全体はクリアでフレッシュな状態を保ち続け、とにかく美味しい。ひたすら美味しい、マジで美味しいのが、このワイン。 ヤバい、マグナムじゃ足りなかったかも?(爆笑) ワインをいただきながら、思わず笑みが溢れてしまう、なんなら鼻歌まで漏れ出してしまうような、そんな多幸感に満ちた「ワインの形をした幸せ」がブライダのバルベーラにはあります。 写真を撮り忘れましたが、このビゴッタに合わせたのは、デパ地下で買ってきたソースまみれのレバカツです。 私はかねてから、ソース焼きそばこそがバルベーラとの最高のマリアージュと確信するものですが、全浸礼で甘塩っぱいソースの洗礼を受けたレバカツは、完全にソース焼きそばの延長線上にある食物。 そもそも、この夜にビゴッタを開けようと決めたのは、デパ地下でレバカツを見かけた瞬間なんです。 合わないわけがありません。 長岡ワイン会のような「猪のパテ」なんておしゃれなひと皿ではありませんが、レバカツの相性の良さは引けをとりませんよ(笑)
2018/05/25
ブライダのメーカーズディナー 続き ④ブリッコ・デッラ・ビゴッタ バルベーラ・ダスティ。平均樹齢45年。生産本数9500本。赤土のバルベーラ。粘っこい、酸の強いワイン。樽はあまり使ってないらしいですね。美味しいです。 ⑤ブリッコ・デッル・ウッチェローネ 平均樹齢65年。砂の土壌。さっきのバルベーラに比べると柔らかい印象。美味しいですね。 好きなバルベーラを聞かれて、迷わずラ・スピネッタと答えたら、アメリカナイズしたバルベーラが好きなのね~って言われました! 貴重な話をいっぱい聞けて、なかなか無いメーカーズディナーでした!
2018/05/25
(2015)
ブライダ祭り④ バルベーラ祭り!:その76 2015 ブライダ ブリッコ・デッラ・ビゴッタ バルベーラ・ダスティDOCG ピエモンテ/イタリア 昨夜は、ブライダのメーカーズ・ディナー@椿山荘に参加させていただきました。 4本目のワインは、ブライダの誇る三本の矢とも言えるクリュ・バルベーラ、単一畑の赤ワインです。 3本のうち、アイ・スーマとウッチェッローネは最近も時々いただいていますが、ビゴッタを飲むのは久しぶり。おそらく10年以上前になるかと思います。 以前飲んだ時の記憶では、もっとチョコレートっぽくココアテイストがあったと思いましたが、力強さはそのまま、しなやかで洗練された感じに変わったように思います。 ラファエッラさんのお話では、気候温暖化の影響でぶどうの熟度が上がり、以前のようなバリックを効かせた作りが合わなくなっているのだとか。樽熟の期間も、24ヶ月から16ヶ月に短縮しているそうです。 メモを取っていないので、うろ覚えですが、概ねこんな説明だったかと。 ちなみに、ビゴッタの土壌は赤い粘土質。対するアイ・スーマとウッチェッローネの土壌は砂が多いそうで、そのせいでワインのタイプが大きく異なります。ビゴッタがいちばんパワフルで樽熟期間もいちばん長いですね。 後で登場するのウッチェッローネに較べて濃く、長熟型の印象がありますが、それでも以前に較べて明らかにエレガントになったビゴッタ、美味しいです♡ そういえば、ラファエッラさんは「私は肉が好きです♡ ビゴッタを飲むときはいつも肉を食べたくなります♪」と仰っていましたが、合わせたお皿は“穴子のグリリアータ キヌアと緑米のリゾットサンド バルサミコのガストリックソース”。 サカナやないかーい!((((;゚Д゚))))))) ところがところが、この「お魚」がエレガントなビゴッタに、実によく合うんです! 穴子のボリューム感とバルサミコソースの濃厚さが程よくワインの質感と釣り合っている感じ。 今回のワインとお料理のバランス感覚、本当に素晴らしいです☆
2015/12/21
んー、苦手。
2015/04/15
(2009)
ブライダさんと一緒に飲んだの思いだしました。バルベーラは美味しいワイン。
2020/10/03
(2000)
2019/08/24
(2009)
2018/01/08
(1998)
2017/03/17
(2009)
2016/11/20
(1994)
2014/10/01
(1996)