味わい |
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香り |
ワイン名 | Bottega Vinai Pinot Nero |
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生産地 | Italy > Trentino-Alto Adige |
生産者 | |
品種 | Pinot Nero (ピノ・ネーロ) |
スタイル | Red Wine |
2022/09/28
(2018)
なぜか飲んじゃった8月の平日木曜日。 そう、セラー危機がまた再来しそうなんである。 実はこの頃、 9月も秋分過ぎたら涼しくなるよな。 などと、昨今の温暖化のことも去年どんなけ暑かったかも綺麗さっぱり忘れ去り、 「暑さ寒さも彼岸まで」 なんていうもう死語と化している言い回しをいいことに、9月後半着で何本か買ってしまっていたのね…。 そのあと天気予報やら何やら見てるうちに、 アレ?9月やのに真夏日来んの? そういえば衣替えっていつ位にやってたっけ? …あかんやん。まだまだ暑いぜ9月まで。 どうしようセラー絶賛満員御礼なんですけど…。 って事で、1本でも減らそう(今頃アホか)作戦の禁断の平日飲み。 ボッテガ・ヴィナイ ピノ・ネロ2018 色はびっくりするくらい薄くて、色調が後退しているようなオレンジルビー。透明な縁が深い。 抜栓した時のコルクからも華やかな香りがふわーッと広がる。そこから甘やかな赤い花と紅茶の香り。 開けたては薄いベールのようにふんわりと赤い果実の香り、その中から湿った土や、やや硬質なミネラルの香りが湧いてくる。 一口飲むと、口当たりは柔らかく、でも少し梅のような酸味と獣臭。 落ち着いてくると、柔らかい酸味と熟れたブルーベリーのような濃い果実味に変わっていく。 複雑、というよりは濃い果実味の雰囲気。味わいはあくまで軽やか。 それなのに後味には濡れた皮やキノコのような印象が残る。 香ばしくドライな果実の感じにうっすらとした透明感のある苦味が印象的。 少し冷やし目の方が上澄み感があって好きかなぁ。 なーんて思ってたら、なんと。 だんだんと少し果実の感じが後ろに下がって、ミネラルとタンニンが前に出る感じ。 さらに温度が上がると、不思議にそれが逆転する。 イタリアワインて、飲んでるうちにコロコロ印象が変わって面白い。よくなったり。悪くなったり。 家でゆっくり飲むならこんなんが良いわ。 と、すっかりリラックスしてたら、案の定子さん。 ハイ、2時までソファー化してました〜エアコンで喉やられるし…。 あと何時間でまた寝て起きて働きなさい。 って…やっぱりインコには平日ワインは鬼門ですぅ。 しかもよく考えたら、セラーは減ってもビハインド増えてるし(>_<)
2022/08/09
(2018)