フェルナンド・カストロは1850年に設立したワイナリー。バルデペーニャスの標高およそ700メートルの地区に、170haのブドウ畑を所有している。家族経営の小規模なワイナリーであったが、1861年に鉄道の建設と共に生産量が増えた為、貯蔵庫を2つに増設。1つは「クリアンサ」と「レゼルヴァ」用。もう一つは「グラン・レゼルヴァ」の為に使用されている。セラーには4000もの熟成中の樽を有し、需要に応えている。ブドウの個性を熟知し、それぞれに合った醸造期間を設ける事で、伝統的かつ新しい技術の組み合わせた個性的なワインを生み出している。