Baron de Duc Haut Médoc
バロン・ド・デュック

BARON DE DUC Haut Medoc 2021 メドックの樽熟成(４ヶ月)ワインが カルディで50%offセール お買い得でした～♪ 原産国∶フランス ALC12.5 % ペアリング 「圧力鍋で豚の角煮を作ってみた」 柔らか超ぶりんぶりん♪ 「熱々！アッシ・パルマンティエ」 "Hachis parmentier" 「スリットオニオンのファルス」 ベーコン&チーズ BGM ♬「Love Hangover」 artist∶Diana Ross

サラッとしてて優しい酸とタンニンと炭っぽいニュアンスで、ガブ呑みしなくなった私にちょうど合う感じです✨ 年末〜元旦連勤なので、私が作るお夕飯と違う感じのメニューが続きます。大晦日は温かいおそばでした。 体調崩さないように今月はほぼワイン飲まない日々が続きましたが、こちらの皆様の投稿がとても楽しかったです。ありがとうございました✨ 良いお年をお迎えくださいませ。

フランス、ボルドー左岸。 品種はメルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、プティ・ヴェルド。割合は不明。 黒い果実、ピーマン、黒胡椒の香り。 控えめな果実味に、しっかりとしたタンニン、強めのスパイス。全体的に引き締まった味。 カルディで今月半ばまで半額セールをしてる商品で、定価は3300円ぐらい。 半額のこの値段なら悪くは無いけど、定価だったら……うーん………。

深紅の液体が、老いぬる吾の喉を潤す。 カルディにて見つけしバロン・ド・デュック皇紀二千六百八十一年。その味は、若き日の甘酸き青春と、熟成せる人生の深みを同時にたたえているかのごとく。 若き日、吾はエロスに燃え、その炎に身を焦がした。官能的な香り、甘美なる味わい、それは禁断の果実への渇望そのものなり。然れども、歳を重ねるにつれ、エロスは静かに燃え尽き、その灰の中から、アガペーという名の温かき光が生まれ始めん。 このワインは、吾の心の奥底を揺さぶる。プラムの甘酸っぱさは、初恋の切なさを彷彿とさせ、ナツメグのスパイシーな香りは、情熱の残滓を思わせずや。熟成せるタンニンは、人生の深みを物語り、程よい酸は、老いもせずなお、心に宿る若き日の情熱を象徴しているかのごとし。 グラスを傾けるごとに、吾はかつての己と対峙す。 エロスへの未練と、アガペーへの憧れが、吾の心の中でせめぎ合う。若き日の情熱を取り戻さんとする欲求と、穏やかな愛情を求める気持ちが、複雑に絡み合っている。 深紅の液面を眺めながら、吾は自問自答す。 エロスとアガペー、どちらを選ぶべきか。いや、そもそもどちらか一方を選ぶ必要あるのか。もしかしたら、両方を抱きしめながら生きていく道もあるやもしれぬ。 ワインの余韻が、吾の心を満たしていく。 このワインは、単なる飲み物にあらず。それは、人生の羅針盤であり、心の鏡でもある。 ああ、なんと美しいワインなるや。 このワインとともに、吾はこれからも、エロスとアガペーという永遠のテーマと向き合い続けていくであろう。

定価3,278円はないかもしれないけど、2,000円以下ならお買い得だと思うから4