Azucca e Azucco Pi'angelina Rossa
アズッカ・エ・アズッコ ピアンジェリーナ ロッサ

香り、濃いめ、甘め

アズッカエアズッコ風の丘ワイナリー2017 難解な裏ラベル…プティヴェルドメインのメルローなの…？泣き虫とは…? 色は淡目のガーネット、メルローらしいと言えばらしい色合い。「色は少しもってっちゃうのね」の表現は、プティヴェルドよりはメルロー寄りの色合いの示唆か。「アロマと骨格はくれても」の部分から察するにプティヴェルドらしい香りと骨格が強いのか、甘くないアーモンドの樽香、酸味の強い香り。アタックはかなりフレッシュな酸、甘みは控えめでアルコールも12%…マスカットベリーAでこういう仕立てもある感じ。

赤い果実、黒い果実の瑞々しい香り。 雨に濡れた土や草。 優しいバニラ。 果実味が口の中にひろがり、充実している。 優しい酒質。なめらかなタンニン。 だが、しっかりした酸に支えられ、 ワインにはたしかな輪郭がある。 余韻に嚙みしめるような旨味があり、 美味しいですねぇ。