Audrey et Christian Binner (Dom. Chrsitian Binner)オードリ・エ・クリスチャン・ビネール （ドメーヌ・クリスチャン・ビネール）

アルザス地方アメルッシュウィールに本拠地を置き、1770年から続く家族経営のワイナリー。現当主クリスチャンの祖父にあたるウジェーヌ・ビネールは、ワインは卸業者に樽売りするのが一般的な時代に、ワインをボトル詰めして販売したパイオニアである。また、ワインの保管のため地下カーヴを作り、後を受け継いだ父ジョゼフ・ビネールとともに、豊富なヴィンテージストックを誇る現在のワイナリーを築いていった。栽培醸造に関しては農業本来の姿をモットーとして無農薬を徹底しており、創業以来一貫してそのスタイルを守り続けている。ワイン造りの全てを家族の手で賄っているため、手入れが行き届く11haの畑を維持している。製造後のワインはビネールのカーヴにて熟成され、それぞれに合ったタイミングでリリースされる。「レ・ビネール」はビネールが新たに始めたネゴシアン部門。