1982年、アンリ・ジャイエに師事し、多大な影響を受けたジム・クレネデンにより設立された。ワイン造りのコンセプトには、「コンテストや評論家に受けるのではなく、食事を通して楽しめる飲み飽きないワインを造ること」。ブルゴーニュの繊細さと、カリフォルニアのコクのある味わいが見事に調和したスタイルが特徴。ブルゴーニュ・スタイルのワインだけでなく、フランスの他の地域のブドウ品種や、彼の愛するイタリア品種のワインにもその信念を浸透させ、オー・ボン・クリマはピノ・ノワール、シャルドネ、ピノ・ブランとピノ・グリで世界的名声を獲得。サンタ・バーバラだけでなくオレゴンなどにまで畑を広げ、アメリカを代表する生産者の一人となっている。