Argiolas Is Solinas
アルジオラス イス・ソリナス

酸味が少ないため、全体がフワッとした印象の中、果実味豊富、柔らかい甘味の香り、樽の香りも邪魔をしない程度、優しいタンニン。 個人的にはもっと酸味がある方が好みだが、南の赤らしい熟した果実を感じさせる穏やかなワイン。

マイクロ・プロジェクト第一弾、サルデーニャ:その10 2012 アルジオラス イス・ソリナス IGTイゾラ・デイ・ヌラーギ カリニャーノ95%、ボヴァレ・サルド5% 復帰直後は「バルベーラ祭り！」と心に決めていたのですが、snow☆さんの投稿を拝見して、節操なくサルデーニャ祭りに変更しました（笑） 禁酒前に冷蔵庫に入れて、そのまま放置でしたので、タイミング的には妥当な判断かと。 さて、気持ちよく抜栓すれば、しっかり長くて良質なコルクに、アルジオラスの気合いを感じます。ワインへの期待も昂まる昂まる！ 外観は少しマットな黒っぽいルビーで、透明度は比較的高いようです。グラスをぐるぐるすると、かなり粘度の高い脚が、ゆっくりゆっくり落ちてきます。 香りは、まずミルキーなトップノートに少し驚きました。一瞬、上質なボルドーを思い起こしました。 セカンド・アタックは、カシス、ブラックチェリーなどの黒系果実です。 ブラック・ペッパーみたいなスパイシーなニュアンスも出てきました。 味わいは、とても滑らかです。果実味豊かで素晴らしい口当たりのワインですね♡ ボディは、ミディアムからフルの中間くらい。タンニンは控えめ。それなりの凝縮感はありますが、濃いワインではありません。 キレイな酸があり、ジワっとしみるタイプのワインですね！妙な甘さがなくキレのある酒質故、余韻はそれほど長く続きませんが、たいへん気持ちの良い後口です。 つい、もう一杯、もう一杯と続けざまに飲んでしまいそうになる、危険なワインでもあります！ サルデーニャのワイン、今のところ、ハズレなしです‼︎

綺麗なすみれ、ルビー色。ぶどうのジャムのような濃厚な果実味。 脂身の少ない赤身のザブトン。ローズマリーの香りが爽やか。