味わい |
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香り |
ワイン名 | Antonin Rodet Côteaux Bourguignons Gamay Noir |
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生産地 | France > Bourgogne |
生産者 | |
品種 | Gamay (ガメイ) |
スタイル | Red Wine |
2023/04/21
(2020)
まさかの初紐?Σ( ゚Д゚) →認定されました。 【紐付け一番乗り】98件目です(^_^)v デイリーを切らしてしまったので、やまやで購入したお手頃ワイン。 アントナン・ロデ コトー・ブルギニヨン・ガメイ・ノワール2020 アントナン・ロデの紐付けを確認するとコトー・ブルギニヨンはロゼとブラン(シャルドネ)はありましたが、どうもルージュはないみたい。 このクラスのネゴシアン物で価格も1500円なので、ポストも沢山あるだろうと初紐はまったく期待していませんでしたけど。 安定剤入り。 スクリューキャップ。 紫がかったガーネットの色合い。 チェリー、ブルーベリー等の果実の香り。 最初は少し収斂性も感じますが、ガメイとピノ・ノワールなので、次第に気にならなくなり、美味しくいただけます。 品種の比率は調べてもわからなかったですが、ガメイの個性が主張してくるようでガメイの比率が高そうな印象。 品種の割りには現時点ではしっかりした酒質のように思います。 ブルゴーニュに期待する享楽的な香味はありませんが、デイリーには悪くないと思います。 半分残して明日のお楽しみに。 【インポーター情報】 アントワーヌ・ロデにより設立されたメゾンのはじまりは1875年のメルキュレ。 古くからブルゴーニュワイン取引の重要な拠点であったシャロン・シュール・ソーヌで食品店を営んでいたアントワーヌの父・フランソワは、事業の才あふれる人物で、後にワインブローカー事業を開始。 19世紀当時、鉄道の終着地であり、河川運搬も可能な土地柄から、経済発展目覚ましかったのです。 メルキュレ近郊の農家の娘マリー・フランソワーズとアントワーヌの結婚が、後のワイン商アントナン・ロデの創設のきっかけです。アントワーヌは、彼女の実家がコート・シャロネーズに所有していた広大な土地を引き継ぎます。 ワイン造りを次なる事業と定めると、フィロキセラ寄生虫の災禍に見舞われほぼ壊滅状態に陥る中、迷わず畑への投資を行います。メルキュレは、当時すでに「コート・シャロネーズ最良のワインが産出される村」として認知されていましたし、何より、ブルゴーニュの素晴らしいテロワールが畑を復活させると信じて疑わなかったのです。 それから数年の月日をかけた献身的なケアにより、畑は見事に復活を遂げたのです。 アントワーヌの没後、息子のアントナンが25歳で家業を引き継ぎます。当時、アントナン・ロデのメゾンはワイン商として一目置かれる存在となっていました。16歳から父の下で家業に携わってきたアントナンは、商旅行経験の豊富さを活かし、事業の拡大先として海外へ目を向けます。 主要な品目を打ち出すポスターを製作して広告するなど、当時としては画期的な手法を用いるアントナンの若さと行動力が、クロ・アントナン・ロデの認知を広め、事業をさらなる成功へと導いたのです。 1900年、パリ万博でグランドシルバーメダルを受賞すると、これも広告で周知。メゾン・アントナン・ロデは、メルキュレやブルゴーニュにとどまらず、高品質ワインハウスとして、その名を轟かすこととなるのです。 このように、アントナン・ロデはメルキュレ村に創業し、父と息子のたった二世代にして国際的なワイン商へと発展を遂げたのです。 現在では、ロデ家は経営にかかわっていませんが、メゾンには今なお、生涯をかけて南部ブルゴーニュのぶどう畑を守り抜いたアントナンと彼の父の精神が受け継がれています。 【その他】 シルヴァン・パタイユの弟、ローラン・パタイユのアリゴテ。 年産400本足らずのレア物で見掛ける事は少ないですが、2018は2000円台半ばでした。 ご多分に漏れず、値上がりしてきて2020は4000円台後半(>_<) スルーしようかなと思いましたが、2020はかなり良い出来との事でとりあえず2本入手。 1本は連休中のお楽しみに。