Albert Boxler Pinot Noir S
アルベール・ボクスレ ピノ・ノワール

アルザス ピノ・ノワール 2016年 香木や赤系の甘やかフラワリーな香りが主体。 スパイスもシナモンやバニラの甘やか系で、その奥には黒く濃ゆいエスプレッソを思わせるニュアンスも。 初日はいちごのシロップの様な親しみやすい軽やかボディだけど、芯があって個性的でじっくり向き合うと見えてくる要素があるような、、まだそのポテンシャルを隠してる感じ。 都合5日あけて飲んでみると、重心の高いキャラは変わらないけど、香り・味わい共により複雑で調和感アップ。 酸を中心として赤系フルーツとバラのようなフラワリーさ、甘やかスパイス、鉱物感、トリュフの様な香ばしさも出ていてなんとも魅力的。 無理に造ってる感じも無いし、違う一面を求めて追いかけたくなる感じ。 ドイツのシュペートブルグンダーに何となくベクトルは似てる気がしますけど、この子はより構造がしっかりしててブレない強さを持ってると感じました！ 冷涼な地域 x 暖かいヴィンテージ の様な雰囲気が出てるような気がしますね〜 アルザスのピノ・ノワールは、ジェラール・シュレールやジュリアン・メイエーの様なナチュラルな造りのワインを最近は飲んでいたので、今回は新鮮な気持ちで頂けました♪

ピノ・ノワール2015年。 13年との比較。 15年は最初、少し青い香りがしたけど、フレッシュフルーティーな味わいで飲みやすい。 エレガントでナチュラル。 13年の余韻が長く、心地好い♪