『No.612 北の国からの便り』 建国記念日、祝日。せっかくの休みだというのに、昨夜から右目が腫れちゃって、朝のうちに眼科へ。感染系角膜炎とのこと。光の加減によっては目の痛みがひどくなるので、終日げんなりな感じ。 本当は昼からしまじろうのコンサートショーがあったんだけど、途中でリタイヤ。家族には申し訳ないことをしてしまった...いや、うるさいのがいなくなって逆によかったかな？ そんな今夜の夕飯は... ・唐揚げ(市販品) ・風呂吹き大根・ボロネーゼ添え ・小松菜と油揚げの炒め物 ・ご飯と納豆汁 唐揚げは家族が大好きな店からいちのミックスを。風呂吹き大根は朝から仕込んだやつにレトルトのボロネーゼを添えてみた。とりあえず柔らかく仕込めたからよかったよかった。そして今夜はイタリアはトレンティーノ・アルト・アディジェのクエンホフのスッドゥチロル・アイザックタレール・フェルトリーナー2014年をお供に。 イタリアの北側トレンティーノ・アルト・アディジェ州からのワイン。北の国からの便りって感じで。グリューナー・ヴェルトリーナー100%なんだけど、オーストリア以外のグリューナー・ヴェルトリーナーって初めてなんじゃないだろうか？何はともあれ楽しみな一本。 スクリューキャップを開け、グラスに注ぐと少し淡めの黄金色。香りの方は...というと、まずレモンや擦り下ろしたてのリンゴのような酸味のある果実香が感じられる。そして若草のような雰囲気も感じたり。そして一口...はぁ、まず感じるのは角々しさを感じさせない優しい味わい。バランスの良さがとても好感もてるなぁ。アクセント的な気持ち良い酸味とコリコリなミネラル感。これがこのワインの切れ味の良さを演出してるのかな？ まず唐揚げとは言わずもがなな良い関係性。とても素敵じゃない！小松菜独特のエグ味とも寄り添うように。そして風呂吹き大根との相性の良さときたら...もう、止まりませんがな！ 決して派手な佇まいではなく、むしろ地味っぽい存在。でも作りの丁寧さと優しい味わい、そしてコリコリなミネラリー感は流石の一言。もう少し注目を浴びても良いような気がしないでもない。けど人気があったらあったで争奪戦になりかねないから、今くらいのまんまでいいかな...と勝手な願い。 あと家にはリースリングをキープしてるから、それも楽しみだなぁ。ごちそうさまでした♬

カリヤカ・ズノリ