フランス、ラングドックのピノ・ノワール。 1日目は赤い熟れきらないチェリー、ストロベリーなどフレッシュな酸と、深緑樹のような深いグリーン、クローブ…それが2日目に赤い果実をドライフルーツにしたようになりやや強めにタンニンを感じる。奥に古木のような味わいが広がる。 若く揚々とした乙女が、魔法が解け老婆になったかのような… ただ、きっと穏やかでいい人生を歩んだ老婆…決して嫌な雰囲気はなく穏やかにそこにいる。 トリュフとマッシュルームペーストの入ったチーズを合わせてしまったけれども、玉ねぎを長時間ペーストになるまで炒めたトマト系のパスタとか、ひき肉やハーブが入った深い味わいのラザニアと合わせたらよかったかもしれない。 ワインも多様性を受け入れれば活きる場はどこにでもあるように思う

Pinot Taro