オーストラリア南端、メルボルン近くのヤラヴァレー、ピノ・ノワール100%、PHI シングル・ヴィンヤード ピノ・ノワール2014をグラスで。 色味はピノらしい透明感あるルビー。香りはプラムにスパイス、革/インクの野生的な香り。主にスパイシーさがやって来るため、スッとする印象。 飲み口は中程度の重さ、はじめにふわっと果実味、のちに心地よい酸味、スパイシーさ。ニューワールドらしいピノ。 予想外に元気に果実味が駆け回り、しらっと締めてくる。本家ブルゴーニュのピノには複雑さでは敵わないが、こんなピノもいいんでない？と思える一杯。

TKR