いつかは国産… と思いながら、その端緒をどこに定めようか迷って来ました。が、縁あってそれいゆ、ピノ・ノワールと決しました。宝石のような透明なクリムゾンは見たことのないような美しさ。それにしてもこの香りは… 初めてかぐ香りです。口に含んでみます… ❓❓❓ 何これ❓ お味もこれまた初めて体験するものでした。ブラインドで飲まされたら、まずピノ・ノワールとは言えないと思います。それ程特徴的。良いか悪いかというスケールで評価するのは難しいように思います。好みの方向性ではないのですが、すっくと気高く咲く、ハイブリッドティーのコンラッドヘンケルをワインにしたらかくの如しか… もしもワイナリーがそれを狙ったというのなら、お見事と言うしかありません。「赤薔薇ワイン」というカテゴリーを今日、新設することにします。 ダムラウが歌うバッハ・グノーのアヴェ・マリア。 残念ながら、2日目から急激に質が低下しました。香りなどほぼしなくなりました。評価を下げます。

Sempiternam