サンジェルヴァジオのオッキオ・ディ・ペルニーチェ こちらはちょっと珍しい、トスカーナ州の中央部で造られるマイナーな広域DOCであるコッリ・デッレトルリア・チェントラーレのヴィン・サントです。キャンティ地区で作られるサンジョヴェーゼのヴィン・サント・ロゼは「オッキオ・ディ・ペルニーチェ(鷓鴣の目)」を名乗ることができますが、DOCコッリ・デッレトルリア・チェントラーレでも同じように名乗ることができます。規定ではサンジョヴェーゼは50%まででOKですが、こちらはサンジョヴェーゼ100%。なんと10年の樽熟成を経てリリースされています。 ハーフボトル。琥珀色～黄土色。カラメル、ベッコウ飴、バニラ。 グレナデン・シロップのような上品で高級感のある濃密な甘口。適度な酸味があり、焼けるような呑み口。蒸留酒のように食後酒として、バーで飲む一杯としてロマンチックに楽しめるワインです。美味。

mattz

オッキオ・ディ・ペルニーチェ…恥ずかしながら全く知りませんでした。ウイユ・ド・ペルドリみたいなネーミングはイタリアにもあったのですね。 個性的な味わいのようで興味津々ですが、ハーフボトルでなかなかのお値段です…

genchidx2

genchidxさん 教本には出てこないレベルの知識でしょうかね。この表記を使ってるワインはほとんど見かけないですね。 トスカーナのヴィンサントは高価ですね。明らかな個性を楽しめたので、個人的には後悔のないお買い物でした！

mattz