タダ同然で付いてきた某有名セットのおまけシャンパーニュ。定価2,000円台のシャンパンを初めて飲んだが「なるほど、これが安シャンパーニュか…。」と妙に納得できる出来。 泡が荒く勢いはあるがグラスに注ぐと大半が弾けて上品さがない。 スッキリとした抜け感はいいが奥行きがほぼ全くなく、シャンパーニュ的な酸も感じられはするが、クレマンのような土着的な後味の方がやや上回っている印象。 1,980円で買えたモンサラ ブリュット レゼルヴより２ランク程度劣る。 先日飲んだジュリアン･バルタザック･クレマン･ド･ボルドーやドメーヌ･ヴィーニュ･オー･ロワ･クレマン･ド･ブルゴーニュより下。 シャンパーニュであることを無視すれば美味しく飲めるが、シャンパーニュという文字を見てから開けると興醒めするのでやや美味しいクレマンだと思って飲むのがベター。 とは言え定価1,870円の優良金賞ワイン、トゥルッリ･オーガニック･スプマンテ･ブリュット等よりは美味しいので、値付けするなら買値にして最安値で1,280円くらいが妥当な感覚。2.7くらい。 追記:ペアリングで買ったすき家のプリン（150円）が予想外に濃厚で美味しく、この雑なシャンパーニュでは全くマリアージュせず。

美食家見習い