Wolf Brass は、日本ではあまりポピュラーじゃないみたいだけど、味や香りが濃くて完成度が高く、あっちにいた頃はまず見たら買ってたような銘柄だった。でもこういった特別銘柄みたいなのは今回が初めてで、やっぱ、すごくスパイシーな香りと共にフルーツ感凝集した部分もあり、少し置いておくと綺麗なタンニンが湧いてくるし、アルコール度高いだろうに年数のせいかそれなりにこなれてるという、うーんと唸るような出来だった。それなりに高いんだろうが、オーストラリアは他と比べればコスパすごくいいし、こういうのはもっと日本でものまれてもいいんじゃないかなあ。

Shinji Ogawa