こちらはネグロアマーロで1リッターボトルのNatalino del Prete Quotidiano 2019になります。 色合いからちょっとカルチャーショック。今まで濃い感じのネグロアマーロばかりだったような記憶があるので、透き通った透明感のある、少し茶色も入るような落ち着きのあるガーネットの色合いは初めてかと。 開けたては少しツンと来るような梅紫蘇と硫黄や発泡スチロールのような強い香りが押し寄せてきます。何というかどれも引けを取りません(笑)それから茎やハーブ感もあるでしょうか。 頂いてみると、赤果実のキュートな酸味が弾けます。酸は強めですが過ぎることはなくて、旨味が下支えしていて、終盤は口の中が穏やかになります☆とても綺麗でフレッシュな味わい。 時間が経ってくると、ツンとした風味は弱まってきて、山の頂上から麓を眺めてるような清々しい冷涼感が伝わってきました☆そして最後に心地良い渋みが締めてくれます。 ネグロアマーロのこういう表情は初めての経験でプチ衝撃を受けました。 そんな感じのワイン。

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